姿 美保子です
暑い毎日が続いていますね。
お盆休みと台風被害による六甲山方面の道路通行禁止が重なり、
宝塚周辺の道路は渋滞気味です。
大劇場へお出かけ予定の方は電車のご利用が安心かと
歌劇トレインに出会えるチャンスも楽しんでください。
さて8月5日(火)の夕方、大劇場では星組新人公演
「The Lost Glory」が上演されました。
3年ぶり2度目となる主演は麻央 侑希(まお・ゆうき)さん。
2008年入団の95期生で、今回は新人公演の長も務めました。
本公演では ライマンビルの建設を任された建築デザイナー・マイケル役を
演じていますが、175センチの長身にチャーミングな小顔は
どこにいても目を引くスターです。
今回2度目の新公主演とはいえ、前回は「ノバボサノバ」というショー公演での主演でしたので
麻央さんは初主演の気持ちで舞台に取り組んだそうです。
そして、1階席からも、2階席からも
お客様が舞台を見守り続けて下さっているという温かい視線を感じ、
エンターテイナーとして何かは発信できたのではないかと
公演の手ごたえを感じているようでした。
オットー・ゴールドスタイン本役の轟悠さんに話がおよびますと、
「轟さんは本当に雲の上の存在という方なんですが」と
いかにも恐れ多いという口調で
お稽古中、話を聞いていただいたり、温かく接して頂いたことを話され
さらに
「私が初めて宝塚歌劇を観劇したのが
何年か前の(2005年)8月5日の今日で
しかも轟悠さんが出演されている星組の
『長崎しぐれ坂』『ソウル・オブ・シバ』」
と衝撃の事実が
「タカラヅカってホントにスゴイ!
と思わせてくださった方の役を
何年か後(9年後)の今日、
8月5日というスペシャルな日にさせていただけたことに
勝手に運命を感じています
」
麻央さんの声はだんだんと大きくなり、頬も紅潮、
本当にうれしかったのでしょう。
今、タカラジェンヌを夢見て舞台を観ているあなたにも
こんな奇跡が待っているかもしれませんね。
舞台での麻央さんは
ブルーグレーのピンストライプのスーツで登場した時から
美しオーラ全開
ウエーブのかかった髪がギリシャ彫刻のようでした。
もう一人の主役ともいえるイヴァーノ役の礼真琴さんは
このところの新人公演主演やバウ公演主演の経験を経て
実に堂々と敵役を演じられたように思います。
浅黒い肌にオールバック、黒いスーツとソフト帽も様になり、
プロローグの登場から大きな拍手を浴びていました。
二人の見所の一つは
愛と憎しみ
が生み出した妄想のタンゴシーン。
長い手足を生かした麻央さんのダイナミックな振りと
シャープで力強い礼さんのダンスに拍手
この二人のr銀橋での歌のやり取りや、大詰めの対決など
新人公演ながら何と豪華な並びでしょうか
そんな二人に挟まれたヒロインは 96期の綺咲 愛里(きさき・あいり)さん。
新公初ヒロインですが、このところ本公演でも目立った役が多い
注目の娘役さんです。
やさしい顔立ちでソフトなイメージを受けますが
今回の公演を終えて、
「もっとなりきってやりたい。
東京に向けてもっとディアナとして心を通わせるようにできたらいいなと思います」
と話されていました。
その綺咲さんが本公演で演じているミラベル役
(音花ゆりさん演じるエマの従弟でニューヨークへ職探しに出てきた娘)は
97期の城妃 美伶(しろき・みれい)さん。
豊かな表情が場を華やかにします。
カーティス(紫藤りゅう)に誘われてダンスクラブでチャールストンを踊るシーンでは
田舎から出てきた娘が見よう見まねながら
浮かれて楽しんでいる様子がほほえましく伝わってきました。
礼 真琴さんと同期の瀬央ゆりあさんにも注目。
本公演では紅ゆずるさんが演じているロナルド役です。
オットーを陥れるために利用される男の役ですが
セリフも歌も静かな中に人物像が浮かび上がってくるようで
説得力を感じました。
スーツ物は新人公演では難しい分野だと思いますが
ダンスシーンでは本公演に負けないパワフルさをみせた星組新人公演
感激日記は
8月15日(金)放送予定です。
あなたの感激日記もお待ちしています