樽井美帆です
10月25日(日)
午前9時45分から11時まで、
阪急宝塚駅周辺にて
『第91回あしなが学生募金』
募金活動が行われました。
今回募金参加したのは、
宝塚音楽学校 第103期予科生のみなさん
宝塚音楽学校では、
あしなが学生募金の募金活動に
99期生から参加し、
今年で5回目となります。
木枯らし1号が吹いたこの日、
冷たい風が吹く中、
グレーの制服姿の103期生は
笑顔で募金への協力を呼びかけました。
今回の募金は、
全額を病気・災害(震災も含む)・自死遺児、
そして親が重度障害で働くことができない
家庭の子どもたちの奨学金として、
あしなが育英会に寄付されます。
6グループに分かれて
募金活動が行われました。
阪急宝塚駅とJR宝塚駅を結ぶ陸橋に2グループ
阪急宝塚駅の改札を出て
正面の階段をおりたところに1グループ
9月1日に完成した「宝塚ゆめ広場」
宝塚歌劇モニュメント前に2グループ
ショッピング施設ソリオの薬局前に1グループ
募金活動が行われることを
知って来られている方もいらっしゃいましたが、
駅を降りたとたんに響き渡る
募金を呼びかける音楽学校生の声に驚いて
足をとめる方もいらっしゃいました。
これだけずらりと並んだ
制服姿の生徒のみなさんを
目にする機会は少ないですものね。
11時公演観劇に向かう方は
「ええもん見たわ、観劇前のお茶中止やね。」
たまたま通りかかったOGさんも「背高っ!」
みなさん、笑顔で募金されていました。
ハロウィンが近いということで、
ディズニープリンセスに扮した
可愛いお子さんも募金を
4月に入学され約半年が経った
第103期予科生のみなさん。
募金を呼びかける声が
男役の声・娘役の声になっていました。
『おはようございます。
ただいま第91回あしなが学生募金を
行っております。
みなさまのあたたかい
ご支援ご協力をよろしくお願いします。』
このかけ声でも、
それぞれ役割が決まっているんです。
目を見合わせながらかけ声を言うのではなく、
お互い呼吸で合わせているんです。
このようなことが、
舞台でのお芝居などにつながって
いくのでしょうね。
募金箱を持つ手・姿勢・おじぎ・笑顔
すべての所作が美しく、
夢を売る舞台人となるための
日々の精進が感じられました。
募金を呼びかける表情・訴える力・声、
最初から最後まで
みなさん崩れることはありませんでした。
募金終了時には、
『ありがとうございました。』と
グループごとにお礼をいって一礼
募金活動終了後には、
集合写真の撮影が行われました。
生徒代表
田中 琴之(たなか ことの)さんに
お話をうかがいました。
一人でも多くの方に
募金をしていただけますように、
笑顔で大きな声で募金活動を
させていただきました。
40名全員で、どうしたら一人でも多くの方に
募金をしていただけるのかとたくさん相談し、
笑顔で大きな声でみなさまに伝えられるよう
心がけようと話し合いをしました。
あしなが育英会のみなさまにお話をうかがったところ、
親を亡くされた方がたくさんいらっしゃると伺いました。
そのような方が自分の夢を追いかけて、
自分の道を進んでいけるように募金を使っていただきたいです。
何か人にものを伝えるということを学びましたので、
それを活かしていきたいと思います。
しっかり前を見つめ、溌剌とお話してくださいました。