数年前に亡くなった母の結婚披露宴を準備する夢見た。実際の母は離婚後に誰とも再婚せず独りで逝ったが、夢の中では新たな人生を選び活きいきとしていた。
披露宴当日にも拘らず俺は寝坊する。辺りの騒がしさに目覚めると、家の中で妹や友人たちがセッティングに忙しく動いていた。披露宴はこの家で手作りで執り行なうことになっていて、集まってくれた皆がバタバタ作業していた。
古くから懇意にしてくれている人に挨拶しつつ、俺は急ぎ礼服に着替えてその活況に加わろうとする。しかしすぐさま叔母に注文していたブーケを受け取りに行くよう命ぜられた。届けてくれないのかと思ったが、友人の女の子に付き合ってもらい、なぜか徒歩で表参道の花屋へ向かった。
友人と正装同士で連れ立ち、参列してくれ準備まで手伝ってくれた礼を伝え、この日を迎えた感慨など語る。気持ちは高揚している。渋谷宮益坂を過ぎ青学の前あたりの道程で目覚めた。終わりは取り留めないな。
