ッぱち!終演から今日で3日目


終わったあともたくさんの感想をツイッターで目にすることが多く、有り難いやらおそれ多いやら💦


この場を借りて改めて


ありがとーございましたーーー!!!✨✨✨


なんか久々のアメーバです

使う度にIDもパスワードも忘れていちいち変更する始末

知らない間に色んな機能が増えてるよーですが、全く使いこなせません。こなせませんな!

そんな私をどーか昭和の残党と蔑んでください


さて、それはさておき


今回みなさんの感想を読んでて、1番多かった

というか気になった感想の1つとして

「ミチルの見る夢が謎だ」

ということでした

今回のプロデューサーの方からも

「よく聞かれるので、ロックさん教えてくれませんか」と言われたり


でも何人かの方は

特に何度も観劇されたよーな熱狂的な越岡さん室さん担当(使ってみたかったんです《担当》という用語✨)の方々の多くは

大体私がそのつもりで書いていたことを、ほぼほぼ把握してらっしゃるよーなので


あと、私が意図したモノが別に正解って訳ではないので(そもそも私が今回用に提示した案とミチル役天野が選択したモノは微妙に違います←後で説明します)

観たお客様それぞれ十人十色。好きに受け取ってくださって構わないのですが


でもまー🤔

そもそも台本上に書かれてないエピソードがあまりに多い話ではあるので(というか普通はそうなのかも)

今回はその中の

皆様からどーにか愛されることで存在を許されてはおりますが、「何じゃこの人は?」の代表選手

人呼んで「薄毛の御前崎」を絡めながら

ちょっとお話させていただこうかなと



ホントはね〜。お芝居で表現して伝わったことが全部でいい訳だから

あんまり終わった後で作家が「これはあーでした、こーでした」ってのはどーだろーって思ってるアナタ。私もそう思います!常々そう思ってはおりますが!・・・

今日はほら!6月9日、ロックの日!!(らしいですよ)

ということでどーかご容赦ください🙏

なので、

ここから先は興味ある方だけ、どーぞお付き合いください😃



さて、御前崎ですが

あの人はどーゆー人かというと・・・


ザックリ、本当に犬の生まれ変わり!です


それでは計算が合わないので、言い方を変えると


「犬が人の姿に形を変えたもの」!!です


はい!ここですでに世界観が壊れた方〜

大丈夫ですよ〜、どーかここでご退席ください(笑)

🙇🙇🙇



実は私が書く本って毎回結構ファンタジー要素が入ってまして、(他のお話だと幽霊とか予知能力とか)

今回、かなりリアルテイストな世界観ぶってはおりますが、このファンタジー要素を一手に引き受けておりますのがこの「薄毛のオジサン」です

妖精です

巷でもよく目撃される「ちっちゃいオジサン」みたいなもんです



犬ってただそばにいてくれるだけでいい存在ですよね

この芝居で大事にしている「寄り添う」という感覚を、もっともシンプルに体現した存在として書きました

お芝居の中でも話していたとおり、雅人とミチルが昔飼ってた犬で

ピンチの時に現れて、寄り添い、いつの間にかいなくなるという

こう書くとカッコイイ

ただ飯食って、パチやって、屁ぇこいて寝てるだけですけど



で、ミチルとの出会いなんですが

これお芝居の中ではミチルが御前崎を「公園でお腹空かせてたから拾ってきた」となっていますが

実際は逆です←後で説明します



御前崎と公園で出会った時期は、吉岡家はかなり大変な状態で

幸の手紙で命を繋いで、一命をとりとめたものの、雅人は心身ともにメキメキ良くなったという訳ではなく、しばらくはろくろくご飯も食べず、退院はしたものの部屋に引きこもり、目を離すと何をするか分からないという、ミチルにとっては相当不安な日々が続きます

孝明が一緒に住むよーになったのも、家賃と称して家計を助けるためだけではなく、自分の娘(血族的には姪)が亡くなったショックもありながら、そんな兄妹が心配だったからです



ミチルとしては雅人がある程度元気になったら、手紙の事は正直に話して謝るつもりだったかもしれませんが、どーもそう簡単にはいかない

話した途端とんでもないことになるのではないか

実際雅人は幸の手紙のことをどう思ってるのか

言ってみればこんな不健全な行為を続けてていいのか

迷います。苦しみます

でも、明らかに雅人は幸からの手紙を待っているということだけは分かって、

ただそれだけがギリギリ命を繋いでいるよーな気がして

言うなれば一度巻き始めてしまったゼンマイを、葛藤しながらも巻き続けなければならないという

そんなつらい日々を過ごしておりました


飛行機の「右に、左に」というのは、そんなミチルの葛藤の現れとして書きました

で、初演の時は天野にはそう説明したはずですが

どーもこの「じゃー山にぶつかってしまうのに、左に向かおうとすることと、そのパイロットが自分(ミチル)だった」というのが、何の行為が右で何が左なんだろーって私的にはあまりしっくりこなかったので、今回別の新たなエピソードをもうけて提案したんですね



それは幸がデナリに出発する前のこと

仲良くなったミチルに

雅人と一緒になったら、もう命の危険を伴うよーなハードな登山はやめようと思ってるんだけど、デナリだけはリベンジしたい。どうしようか迷ってる

と相談します


と、登山に関しては無知で、まさか本当に命を失うとはこれっぽっちも思ってないミチルは「そんなの幸っちゃんらしくない。後悔するから絶対行った方がいい」と、幸の背中を押しました

で、結果あーなってしまった訳で



右に・・・左に・・・というのが、心の揺れを表しているのは変わりませんが、

「山に向かわせて、死に追いやったのは自分だった・・・止める事も出来たのに」

というもっと直接的な要素を提案したんですが・・・


でも天野は結局そちらは選択しなかったようです

で、私もそれでいいやと思いました

役者が納得出来る方向でやればよいのです



で、御前崎の話に戻りますが

ごめんなさいね。超長いですよね💦

ホントにごめんなさい。でも分けるの嫌いで💦

休み休み読んでください

もちろん全然読まなくても構いません



ともあれ、そんなフラフラな状態のミチルが公園で一人で泣いていた時に、どこからともなく近付いて来たのが御前崎です

「なんやお前、なんで泣いてんねん?お腹空いてるんか?これ食べるか?」

と言って、賞味期限が切れたパンを半分個にしてミチルにあげます


その後は吉岡家に入り浸り、出された食事に手を付けない雅人に

「食べへんの?美味いのに。食べへんのやったらちょうだい」と、何度も横取りします(おいおい!)

雅人も、なんだろーこの人は?と怪しみながらも、なんて幸せそーにご飯を食べるんだろー・・・

となんとなく眺めてました

食べたあとはそのまま気持ちよさそーに寝てしまった御前崎。そして寝っ屁。響きわたる緊張感のない「ぷぅ〜〜〜〜〜」という音

その時雅人は思わず笑ってしまったんです

幸が行方不明になってから、はじめて笑いました


そうして御前崎は吉岡家にはなくてはならない存在になりました



とまあ、ザックリではありますが

こんな経緯ではあります


御前崎が昔飼ってた犬のヒロシであることが直感的に分かっているミチルは、お芝居の終盤で御前崎が書き置きを残していなくなった時に

「もう戻ってこーへん気がする」と言ったのは

長かったトンネルがようやく終わりに近づいているのを感じでいたからですが

最後は戻って来ちゃいましたね(笑)

気が向いたんでしょうか


ともあれお芝居の始まりでは、かなり健康、健全な風に見えた雅人ですが、あーなるまでにとてもとても長い時間をかけて、ゆっくりゆっくり自分を取り戻していったという訳で



でも御前崎ですがそう遠くないうちに、やっぱりふいっといなくなると思います

で、また人生で何度かあるであろう雅人とミチルの大変な時期に、ふいっと現れるのでしょー

頭をハゲ散らかしながら(笑)



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