ジェスロ・タルのデビュー当時、1960年代後半はビートルズと並び注目されたバンドのひとつだった。
そんなデビュー当時、音楽の方向性の違いからミック・エイブラハムはジェスロ・タルを脱退することとなる。
注目を集めていたジェスロ・タルを脱退したこともあり、ブラッドウィン・ピグのファーストアルバム"Ahead Rings Out”も当然話題を集めることとなりチャートもトップ10にランクインをする。
しかしミック自身、ブルースとジャズをこよなく愛し、それをストレートに表現し、追求し過ぎたあまりにプレスには評価されなかったようだ。
このアルバムを含み2枚のレコードを発表するもその後、解散してしまう。
どうやら再結成をし悠々自適とブルースを楽しんでいるようだが。
ちなみに、ミックが脱退した後にジェスロ・タルに加入したのが、ブラックサバスのトニーアイオミである。
すぐにサバスに戻っているのだが・・・。
サバスも面白いバンドであり、ディープパープルの歴代ヴォーカルがサバスのヴォーカルを勤めるなど、この世代のバンドは歴史の分、話題にこと欠かない。
アーティスト :Blodwyn Pig
SONGS :Ahead Rings Out

”Ahead Rings Out”
1. It's Only Love
2. Dear Jill
3. Sing Me A Song That I Know
4. The Modern Alchemist
5. Up And Coming
6. Leave It With Me
7. The Change Song
8. Backwash
9. Ain't Ya Coming Home, Babe?
10. Sweet Caroline
11. Walk On The Water
12. Summer Day
13. Same Old Story
14. Slow Down
15. Meanie Mornay
16. Backwash
原盤が発表されたのは、1969年。
ぼくが聴いたのは復刻されたCDですが、たしか二十歳そこそこくらいだったと記憶している。
その頃は、このバンドがどのような意味をもつものか正直わかっていなかった。
ただ、なんとなく大人びた曲を格好だけで聴いていた気がするな。
親戚の叔父さんに渋いの聴いているね・・・懐かしいなって言われたことをよく憶えている。
今、この歳になったからこそ聴ける音楽でもあるし、多様化しているこの時代だから良いのかもしれない。
SONGS :Dear Jill
ストレートなブルースサウンドだが、ところどころに散りばめたジャスのエッセンスは、お洒落である。






