21歳で統合失調症になり
外にも出れない僕でしたが
42歳の時『特効薬と巡り愛』
これまでの時間を取り戻すかの様に目標としている🌙🌃本出版に向けて発信しています

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ぼくの前職は、八百屋である。
八百屋の行商として福岡市内を訪問販売していた。


色んなお客さんがいた。
人生勉強になったと思う。


売り物のみかんへのお客さんの反応は、ほんとうに色んな反応だった。





経営者が良心的だったので、変なみかんは仕入れなかった。


味は、良いものが多かった。
しかし、見た目はというとパッとしないものが多かった。


10人の中で8割か9割は、そのみかんを見て「こぎたない」と罵った。
見た目だけ判断されて買ってくれないことが多かった。


いくら味はピカイチだと言っても、現代人は信用してくれる人は稀だった。


しかし、数少ない人は理解してくれた。
こぎたないとかは、言わずに食べてみて顔をほころばせて買ってくれた。


そうである。
みかんは、人工物ではない。
工場生産でない以上、なり傷もできる。


虫食いについても、わかってない人が多かった。
虫がつくみかんは、売れないみかんだった。


農薬をたくさん使えば虫も食べないだろう。
しかし、減農薬だとやはり虫も食べる。
そんな簡単な理屈も、わからない人が多かった。


風雪にさらされてできたなり傷や、自然の証である虫食いを否定するお客さんがほとんどだった。


なんだかかなしいと思うのは、ぼくだけだろうか。
人間自体も、自然界から離れて暮らす現代なのではと危機感を覚えてしまう。


時代は、逆行できない。
危機感は募るばかりである。