21歳で統合失調症になり
外にも出れない僕でしたが
42歳の時『特効薬と巡り愛』
これまでの時間を取り戻すかの様に目標としている🌙🌃本出版に向けて発信しています

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今日は、西南学院の先輩による文章講座だった。
今日は、課題が出た。その課題は、一つエッセイを書くというものだった。
「引っ越し」をテーマにしたエッセイを一つ仕上げた。





以下、その仕上げた一本のエッセイを転記しておく。


タイトルは、、
『父から贈られた池波正太郎』という。


本文は、こうである。


かれこれ34年も昔のこととなる。
ぼくは、生まれて初めて生まれ育ったこの博多という町をあとにしたのだった。
山口にある国立大学の山口大学に入学することになってぼくは、引っ越したのだった。

大学生となって旅立つときには、母親からは、花向けの言葉をもらった。
「あんたにはもう何も教えることは、なかけん。」
というものだった。
内心、ぼくはこの言葉には反発した。
心の中では、
「え?何か教えてもらったことってあったっけ!」
という思いだった。
母親には甘えてばかりだった。
甘えてばかりで、自立心は教えてもらえなかった。

父親からは引っ越しの日の前の日に一冊の本を手渡された。
それは、池波正太郎氏の『男の作法』という本だった。
この本はぼくの思い出の一冊となった。

父から何か物をもらったのは、これが初めてだったと思う。
父は、昭和の男である。
家庭のことには口出しせずに仕事ひとすじだったからかもしれない。

父は、大物のクリエイターなのである。
大きな仕事をいくつもこなしてきた。
あの袋ラーメンのうまかっちゃんの生みの親だと言えば驚く方も多いだろう。

その仕事ひとすじの父から初めてもらった池波正太郎氏の一冊の本はぼくの蔵書となった。

ここで告白しておく。
まだその池波正太郎氏の『男の作法』という一冊は、読み上げることなく箪笥の肥やしとなっている。

そして、ぼくはちょっとしたギフトとしてこの池波正太郎氏の『男の作法』という一冊を使うことがある。

父から門出の日にもらった一冊は、こんな形となってぼくには活用されている。


以上となる。


この課題のエッセイを元にして掌編小説を書くこととなる。
ぼくの映えある小説の第一作は、8月4日の受講終了日までに一本仕上がる予定である。