『もし、あぁしていたら・・・』
『ちゃんとやってさえいれば・・・』
仕事での失敗や日常生活での後悔
嫌な感情をダラダラと引きずってしまう
嫌なこと自体はすでに終わっているのに
なぜか気分が晴れない感じ
誰かに相談してみても
『忘れればいいじゃん』なんて答え
みんなそれができないから苦労している
スリランカ生まれ、１３歳で出家した
テーラワーダ仏教の
アルボムッレ・スマナサーラ氏は
自身の著書である『つまずかない生き方』の中で
以下のように述べている
あなたを悩ませ、苦しめているのは
時間が繋がり、自分という存在を
形づくっているという錯覚から生じるものです
今の自分は今の自分でしかなく
嫌な経験をした自分と今の自分は
全く違う存在であるということ
つまり
僕らは今この瞬間を精一杯
生きていかなければいけないのに
目の前の現実から目を背けて
過ぎ去ったどうすることもできない過去を
いくら考え続けていても何も変えられない
変えることができないことに
こだわることはやめよう
例え数分前の過去の自分だとしても
『あの頃は未熟だった』と笑い飛ばして
成長した自分に誇りを持ち
変えられる今に全力で立ち向かおう
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