【※この記事には映画「アメイジングスパイダーマン2」のネタバレを含みます】
前回に続いて「Amazing Spider-Man」について語っております。
まずはこちらから。
【マックス・ディロン / エレクトロ】
ジェイミー・フォックスさん演じるマックス・ディロンことエレクトロは今作でメインのヴィラン役でしたね。
原作でもエレクトロはスパイダーマンと幾度と無く死闘を繰り広げる宿敵のようです。
マックスの人間性については原作でもほぼ同じです。エレクトロになったきっかけは電気工事中の事故で落雷と電線の電流を同時に受けることでなっています。
ジェイミーさん独特の演技で負のオーラ満載のマックスを見事に演じてくれたんじゃないでしょうか^^
エレクトロになってからのシーンは私は正直ジェイミーさんらしさみたいなものは感じられなかったです^^;
エレクトロの戦闘シーンのエフェクトは凄かったですね~。
PS3のゲームで「Infamous」というシリーズをプレイしたことがある方はゲーム中に似たアクションが満載でまた楽しめたんじゃないでしょうかw
【グウェン・ステイシーの死】
今作はこのことについて語らずにはいられませんよね~。
原作を知らない方にとってはほんとに衝撃のシーンだったことでしょう^^;
聡明で美しくキュートなヒロイン、グウェンがこんなにも早く亡くなってしまうなんてほんとショックです。
ですがこの「グウェンの死」については原作でもはずせない有名なシーンなんです。
これが原作でグウェンが亡くなった時のシーンです。
原作のほうではハリーの父ノーマン・オズボーンがグリーン・ゴブリンに扮しグウェンを誘拐したのちブルックリン橋から突き落とされます。
ピーターもその場にいてとっさにウェブでグウェンを救おうとするのですが間に合わず、ピーターがグウェンを引き上げた時にはすでに死んでいるというシーンでした。
もともと今シリーズがグウェンがヒロインで始まるものだと決まったときからこの「グウェンの死」は予測されていました。
そして撮影風景などが世に出始めるとグウェンの着ている衣装が原作で亡くなった時のものに非常に似ていることからも「やっぱりグウェンは死んじゃうのか~」と予想されていました。
海外の方にとって決定的だったのが、今作の撮影時に「葬儀シーン」のエキストラの募集があったことだったようです。
でもここまで知っていても私もその瞬間まではどうなるかわかりませんでした。
ここまで人気のあるヒロインだし、エマ・ストーンは次回作まで出演決まっていてインタビュー等でも意気込みも語っているし。
葬儀シーンはもしかしてノーマン・オズボーンのか?とか、衣装はオマージュ的なもので原作ファンを良い意味で裏切ってくれるんじゃないか?とか。
いろいろ考えましたが「それ」は起こってしまいました。
ピーターとグウェンのシーンはほんとどれも素敵でしたね~。
グウェンだけを見つめて車が行き交う道路を歩いてくピーターのシーンとかも好きだったなぁ。
これもよかったですね。ライミ版の伝説のキスシーンにも負けないくらいだったと思います。
長く悩み苦しんだ上、やっと同じ将来を見据えることの出来た2人に悲劇は起きてしまいました。
予想していてもとてつもなくショックでした。。
原作の裏話を言いますと、実はこの悲劇はスタン・リーさんにとっても衝撃だったそうですw
この回の脚本をその時は多忙で自身で書くことができず、他の脚本家に任せたところこの悲劇が起こってしまったそうな。
この辺も分業制のアメコミならではでしょうか。製作者側も予想の出来ない展開の脚本ってw
それがあってこそ生まれたシーンであって見事に映像化してくれましたね。
ショックではあるけれどこのシーンがあってこそ今作はとても素晴らしいものに仕上がったんじゃないでしょうか^^
エマ・ストーン演じるグウェンは次回作も出ることは決まっているので、ステイシー警部のように幻影としてピーターの前に現れたり、回想シーンでの出演となりそうですね。
それでも次回もグウェンを観られるってことで楽しみです^^
【メリー・ジェーン・ワトソン】
気になるのが今後のシリーズのヒロイン、MJことメリー・ジェーン・ワトソンですね。
彼女の役は写真のシェイリーン・ウッドリーさんがキャスティングされていて本来「アメイジングスパイダーマン2」にも登場する予定でした。
もともと彼女の登場シーンは少なかったそうで、すでに撮影を全て終えていたにも関わらず製作中にキャスト欄から彼女の名前は消され登場シーンも全てカットされました。
これはマーク監督が今作をピーターとグウェン2人の物語に焦点を当てるべきと判断したためだそうです。
これは正解でしたね。ただでさえかなり駆け足で詰め込みまくった話だったのにここにさらにMJまで出てきたら話がブレていたと思います。
思い切った決断に感謝ですねw
↑カットされたピーターとMJのシーンらしき写真。
シェイリーンさんについてはエマ・ストーンファンにとってはいろいろ思うところもあると思いますが今後が非常に気になりますね。
私はある意味MJっぽい気もしてますw
MJの原作のことについては今後のストーリーに関わりそうなので控えておきますね。
【撮影シーンなどなど】
スパイディのアクションは毎回ユニークで楽しませてくれますが、CG技術の進化も素晴らしいですよね。
もはやどこがCGスパイディでどこが実写スパイディなのか見分けが付きませんw
でも極力撮れる所は実写でという意気込みが伺えるし、撮影シーンの写真やメイキング映像なんかを見てると実写撮影されてるところがわかってきます。
1作目でも高架下のスウィングシーンとか実写で撮ってるのを知って驚いたもんです。
スタントマンすげーw
アンドリューのメインスタントマンが彼。たぶん1作目も同じ人だったと思います。
アンドリューさんもかなり身のこなしが軽い方のようでできるところは自身でやってるみたい。
マスクかぶっちゃうともう映像じゃ区別できないのが残念^^;
ピーターらしいアクションも1作目から彼と協力して作り上げたもののようです!
アンドリューさんは今作でポスプロにも参加しているそうでスパイダーマン愛が感じられます^^
往年のスパイダーマンテーマの着メロが使われてたのも面白かったですねw
携帯はいったいどこに持ってるんだろうとも思いますが、原作では腰の部分にベルトポケットがあってカメラやウェブシューターのカートリッジを収納してる設定だったのでたぶん腰なのかな?w
スパイディが3人もいるちょっと面白い撮影シーン♪
ライノとのチェイスシーンでスパイディがひょこひょこしてたのはこうやって撮ってたんですねw
おそらくスウェット穿いたスパイディがアンドリューさんなんでしょうか?w
こういう撮影風景見てるだけでも楽しい♪
楽しそうな撮影現場ですね!
メイキング動画も一個リンク貼っておきます^^
「The Amazing Spider-Man 2 (2014) Making of & Behind the Scenes」
https://www.youtube.com/watch?v=m5q1Cr9z9oU
ちなみに私がYouTube等で動画を見るときに最もよく使うキーワードが「behind the scenes」。
日本で言うメイキング映像ですね。あとはこれに好きな映画のタイトルを足して探すだけ。
見切れないほどたくさんのメイキング動画が出てきて私はこれで外で時間が空いてしまった時でもいくらでも暇を潰せますw
このシーンはほんと一瞬だけでしたねw
ホットさんも予想外??w
アメコミ界の神スタン・リー氏はここで登場!
卒業式のシーンですね^^
一作目ではこのシーンねw
私達フィグ好きの人間にとっても神ですよね~。
彼のカメオ出演は有名ですが知らない人もいるかもしれませんね。
彼は1989年の「超人ハルク」からほぼ全ての実写マーベルシリーズにカメオ出演しています。
「X-MEN」など一部の作品で出れなかったものもあるようですが、「アイアンマン」「アベンジャーズ」はもちろん私はまだ観れていませんが「キャプテンアメリカ・ウィンターソルジャー」にも出てるそうですよ!
知ってる方は「ウォーリーを探せ」じゃないけど「スタン・リーを探せ」って感じでマーベル作品でちょっと違った楽しみ方ができます♪
知らなかった方はもう一度作品を観直してみては?^^
【小ネタとエンドロール】
1作目のラストにも登場した謎の人物、今回も出てきましたね。
この人の正体については私もよく知りませんが、原作では「ミスター・フィアー」と呼ばれていた人物で強力なヴィラン達を集めた「シニスター・シックス」という軍団を作りスパイダーマンを苦しめます。
この写真にもバルチャーの翼やオクトパスの触手が映ってますね。
ピーターの過去や家族のこと、オズボーン家にも精通した人物でハリー・オズボーンと共に今後の重要人物になることでしょう。
ラストシーンでスパイディとバトったライノも「シニスター・シックス」のメンバー。手始めに彼を送ったってことでしょうね。
これはちょっと愚痴ですが、写真のほんとに劇中のラストシーンをCMに使うのはやめて欲しい^^;
作品名は覚えてないけど他の映画でもたまにありますよね。
この先を想像して劇場に観にいくとちょっとガッカリします。。
原作のスパイディはスパイダーマン個人の活動だけではなく様々なスーパーヒーローチームに参加します。
「フューチャー・ファウンデーション」「ニュー・ファンタスティック・フォー」「アベンジャーズ」「ニュー・アベンジャーズ」などなど。
ちなみに「ニュー・ファンタスティック・フォー」のメンバーなんかはスパイダーマン、ハルク、ウルヴァリン、ゴーストライダーとかなり意外な顔ぶれw
ウルヴァリンはアベンジャーズにも参加してますw
またピーターはトニー・スタークの助手として活動していたこともあったりします。
原作のマーベルヒーローズ達はこのように様々なコラボをしていますが、実写映画の世界ではタイトルごとに配給会社が違うのでそう簡単にはいきません。
でも個人的にアイアンマン、スパイダーマン、ハルクのコラボは実現してくれたら嬉しいですw
そこで気になるのはIMAX版以外の「アメイジング・スパイダーマン2」のエンドロールで侵入してきた「X-MEN:フューチャー&パスト」の広告。
「アメイジング・スパイダーマン」はソニー・ピクチャーズ、「X-MEN」は20世紀フォックスと違う配給会社なのになぜ広告が使われたのか?
これは単なる大人の事情ってやつでしたw
以下、情報元から抜粋↓
「(500)日のサマー」でブレイクしたウェブ監督は、同作を製作・配給したフォックス・サーチライトでさらに1本の映画を手がける契約を結んでいたものの、「アメイジング・スパイダーマン」シリーズを優先。この点をめぐり、2012年に両社間で駆け引きがあり、フォックスはウェブ監督が「アメイジング・スパイダーマン」シリーズを続行することを許可する代わりに、ソニーは「X-MEN」の宣伝を無料で行うことを了承したという。
ってことだそうです^^;
ってことで次回作やスピンオフで「X-MEN」とコラボしますよ~なんてことはありませんw
まあそれはしょうがないけどアメスパ用のボーナス映像も欲しかったですね^^;
ここでMJをチラ見せするとか。。
ラストだけちょっと残念なこともありますがスパイダーマン好きとしてはとても素晴らしい映画でした!
このシリーズは2016年に3、2018年に4と4部作を予定していますがもう今から待ちきれませんw
今日のオマケw
これ観た人いるかな~私はFacebook経由で観たんですけど、アメリカのバラエティ番組にアンドリューとエマが出演し、スパイダーマンのキスシーンでコントをやってました。
番組そのものの動画はすぐ視聴不可になっちゃったんですけどだいぶ編集されたものがまだ見れます。
もしかしたらこれもすぐ消えちゃうかもしれません。
日本のテレビではありえない光景ですw
面白いとういか。。。。なんかスゲーもん見たって感じw
興味ある方はこちらから↓
https://www.youtube.com/watch?v=vplgdK8uKyE
この壁紙好き↓