読了② | 何飲む?が何読む?に聞こえたら活字中毒

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読んだ本の感想を中心に書いていきます。

あくまでも個人的読書記録としてのブログ。

今日はこれ。

チーム (実業之日本社文庫)/堂場 瞬一
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 堂場瞬一さんの「チーム」です。ご存じの方は分かるでしょう。まんまと箱根駅伝を見ていて読みたくなりました。


 箱根駅伝の学連選抜を題材にした物語です。予選会で敗れた大学の「寄せ集め」である学連選抜は何のために走るのか。


 帯に「堂場瞬一はスポーツ小説もスゴい」とありますが、自分は堂場瞬一と言えばスポーツ小説しか読んだことがありません。で、この「チーム」にも堂場作品に登場する、スポーツ能力には長けているけど、いやなやつが登場しています。


 それにしても、走る場面をこれだけ退屈させず、それでいてリアリティー(箱根は走ったことがないですが)をもって書いているのは、本当にすごいと思います。


 学連選抜の見方が変わるかも、な1冊です。