揺らぎ、揺らぐ | 三女は卵黄嚢ガン闘病~寛解。パパは走り続け、親父の背中を見せる!

三女は卵黄嚢ガン闘病~寛解。パパは走り続け、親父の背中を見せる!

フライフィッシングとウルトラマラソンにハマったパパの娘が、2015年11月に卵黄嚢腫瘍と診断、闘病を経て2016年4月に寛解。ガンと闘いながら走り続ける我が家の話。少しでもどなたかのお役に立てれば。

タイトルが意味深になってしまいました。

揺らぎ  揺らぐ

同じような気持ちの方も多いかもしれません。
娘の病気は一応寛解という結果で
今は経過観察中です。

病気が分かり、夫婦二人とも絶望的な気持ちになり
今は寛解して乗り越えている、というか何事もない事を期待しているという状況です。
嫁さんは元心理職、私はソーシャルワーカーで
二人とも福祉系

そのため、ドクターからの確定診断の説明や、これまでの対応では
どこか客観的で冷静に見ているところもあり
不思議な感じだねと話していました。


退院し経過観察となった今では
毎日元気に学校に通う娘を見て
安心したという気持ちでしたが
少し前には原因不明の頭痛等で行けなくなること、学校の友だちとの関係などに不安を覚えるという状況でした。

また、娘の心身の成長に合わせ、病気の理解も進み、自分が癌であることに対する問いかけでどう答えるかも悩み始めていたところです。

そんな中、一つ気がついたことがありました。

私はソーシャルワーカーといっても、現場の経験値が高いという訳ではありません。
どちらかというと、育成や理論、ソーシャルワーカーとしての視点を政策にという立場の方が長くなりました。

嫁さんは心理職として様々な経験があり、今は児童福祉分野で勤務しています。
多くの親や家族と関わっています。

最近の娘の様子や、これからの事を考える中で、親、家族としての気持ちの揺らぎは嫁さんの方が大きいかなと思うようになりました。
未来への不安、考えられる様々な障壁
もちろん親としては当然な事だと思っています。

でも私はそのような状況でも、ある程度客観的に見ている部分があります。
本来であれば親として同じように揺らぐのかなと思いますが、どちらかというと揺らぐ気持ちに寄り添ってという感じでしょうか。

こういう時、親としてどう対処すればいいのか、嫁さんと一緒に揺らぐのがいいのか。
当事者であるべきなのに第三者的な気持ちになってしまっている状況です。

先日このような私の気持ちを少し話したら先輩から、仕方ないよね、ワーカホリックだね、と言われました。

経験は多くありませんが、これまで対象者の揺らぎに寄り添ってきたことが影響するのだよと言われました。

親としてどうあるべきか、自分は親として無責任なのか、正解は無いと思います。でも日々悩んでいます。

とりあえず今は嫁さんや家族の揺らぎに寄り添って、ワーカーとしての関わりを意識したいと思います。それしか出来ないので。


乱文ご容赦ください。
素直な気持ちでした。