入院68日目 摘出手術は無事に成功しました! | 三女は卵黄嚢ガン闘病~寛解。パパは走り続け、親父の背中を見せる!

三女は卵黄嚢ガン闘病~寛解。パパは走り続け、親父の背中を見せる!

フライフィッシングとウルトラマラソンにハマったパパの娘が、2015年11月に卵黄嚢腫瘍と診断、闘病を経て2016年4月に寛解。ガンと闘いながら走り続ける我が家の話。少しでもどなたかのお役に立てれば。

2月3日(水)

今日は運命の日となりました。
摘出手術の日です。

親は朝7時に病院集合。7時45分には手術室に向かいました。
病棟の看護師さんと一緒に歩いて手術室へ。
至って普通でした笑

ちょうど手術の時間は重なっているらしく
ストレッチャーで移動している小さな子のご家族と入り口でバッティングし
そのご家族が祖父母に両親兄弟と全員で見送っているさなか
うちの三女は「行ってきます」と一言言い放ち
振り向きもせず手術室へ。

親としてはせめて抱きしめてから、とか
たくさん「頑張って」とか言いたかったのですが
小さな子の前で恥ずかしかったのか
すたすた歩いて行ってしまいました笑

8時くらいから麻酔を入れ
手術時間は3時間程度。
その後経過観察の時間を含め
再度呼ばれたのは12時40分でした。

手術の執刀医から詳しく説明をいただきました。
手術は成功しました。と。

原発巣の右の卵巣、卵管、大きなリンパ節を切除できたとのこと。
大きく晴れた卵巣の癒着も丁寧に対処することができ
リンパの切除も大丈夫とのこと。
あとはドレーンで出血量やリンパ液の排出を見ながら
今後の対応が決まるとの説明でした。

当初予定していた傷口ははリンパ節の切除もあり
横一文字だけではなく広げるような形でT字に切らせていただいたと。
傷跡が心配ですが摘出することが大切です。

一通り手術の説明が終わった後、先生から「切ったもの見ますか?」
と聞かれたので
やはり迷わず「見ます」と答えたら

「ここにあります」とか言って向かい合って座っていたテーブルの下から
お皿に乗せられたブツを出して見せてくれました笑

手術室に取りに戻るかと思いきや
下から出てきたのでビックリ。

「写真も撮りますか」と勧められたので
撮っておきました。
さすがにブログには掲載しませんが。

大きさは私の握りこぶしより少し大きいくらい。
パンパンに腫れています。
卵巣が大きくなったものだそうです。
リンパも見せていただきましたが
普通米粒くらいのリンパが
ゴルフボールくらいまでの大きさになっていました。

卵巣はずっしりと重く
こんなものがお腹に入っていたのかと思うくらい。
以前は倍以上の大きさだったので
お腹の違和感はすごかったのではないでしょうか。


説明後は「では」とか普通な感じで終わり。
しばらくしてストレッチャーに乗せられ
外科病棟に戻りました。

まだ麻酔から完全に覚めていない状態ですが
病室に戻った途端
「何か飲みたい」「お腹すいた」と大騒ぎ。
看護師さんたちもビックリです。

その後執刀医の先生が見に来てくれ
飲み物や食欲に驚いていましたが
今日一日は絶食。飲み物のみすぐに解禁になりました。

その後は痛み止めを入れながらの状態なので
うつらうつらした状態です。一度目を覚ました時「りぼん読みたい」と訴えたので
遅い昼食のついでに売店で購入。
部屋に戻った後、目を覚ましたタイミングで少し読み始めました。

夕方以降は痛み止めで半分寝ていました。
お腹(傷口)の痛みに加え、なぜか肩が痛いとのことで
何度も寝返りをしていましたが、ドレーンをつぶさないかが心配で
見ていられません。

後は看護師さんにお任せし
少し早めに病院を後にしました。


とにかく手術が無事に終わり一安心です。
摘出もうまくいったので、今後の経過がどうなるのか。
残した肺の影がどうなっていくのかが心残りですが
今後に期待したいと思います。

ブログを読んでくださっている皆様
本当にありがとうございます。
とりあえずの大きな山場は乗り越えました。
引き続き見守っていてください。
どうぞよろしくお願いいたします。



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