入院5日目 長女へ説明 | 三女は卵黄嚢ガン闘病~寛解。パパは走り続け、親父の背中を見せる!

三女は卵黄嚢ガン闘病~寛解。パパは走り続け、親父の背中を見せる!

フライフィッシングとウルトラマラソンにハマったパパの娘が、2015年11月に卵黄嚢腫瘍と診断、闘病を経て2016年4月に寛解。ガンと闘いながら走り続ける我が家の話。少しでもどなたかのお役に立てれば。

入院が続いてくると周りへの説明が必要です。
特に我が家の長女(6年生)、二女(3年生)へどう説明するか
非常に悩みました。

毎晩毎晩夫婦で泣きながら今後のことを話し合い
学校にはどう説明するか
同級生にどう説明するか

そして、娘たちにどう説明するか
とても悩みました。


入院も5日目となり、転移を確認するための検査も始まります。
今までは「検査」ということで説明してきましたが
さすがに学校でも聞かれ返答に困っているよう。

とりあえず長女には説明することを想定し
病院に向かいました。

本日は外科病棟最後の日、午後には内科病棟に移動です。

車椅子にて過ごしていましたが、少し表情も和らいでいました。
しかし傷、腫瘍の痛みは強いようです。

内科病棟の病室は4人部屋。同じ血液・再生医療科の子供達ばかりです。

夕方からのMRI検査は前回の反省を踏まえて
麻酔で眠った状態で実施。

無事に1時間程度で終了。
目覚めた後は調子も良く、夕食を少し食べました。
ご褒美で買った妖怪ウォッチのDSで少し遊び
歯磨きをして無事に消灯時間となり、病院を後にしました。

帰りの車中では、長女にどのように説明するか作戦会議。
もう6年生であり、ある程度のことは理解できます。
ガンという病名を伝えるか
来年2月に控えている中学受験に影響がないか
悩みました。


今後闘病生活が長くなること、しばらく家に戻れないこと
髪の毛が抜けてしまうことなど、全てを包み隠さず説明することにしました。


自宅に戻り二女が寝たのを確認してから
長女に説明しました。

病名は卵黄嚢ガンという卵巣にできたガンだということ。
身体の中の他の部分に転移がないか調べていること
脳、骨、肺など、しっかりと調べてもらうこと
ガンの治療には時間がかかり、半年程度は入院になること
抗がん剤という強い薬を使ってガンをなくすかわりに髪の毛が抜けてしまうこと

泣きながら聞いてくれました。
私も嫁さんも3人で泣きながら話しました。

絶対にガンに負けず、元気に帰ってくること、そのために
毎日病院にお見舞いに行き、長女や二女に我慢をさせてしまうこと

すべてのことをしっかりと理解してくれました。
そして、自分がやるべきことは何かを確認してくれました。

受験まであと2か月、もしかしたら崩れしまうかもしれないと思っていましたが
私たち夫婦の娘なのできっと大丈夫だと信じています。

崩れないよう周りのサポートを受けながら
支えていきたいと思います。


残る二女への説明は別のタイミングで説明することにしました。
まだ3年生、どこまで理解できるか分かりません。
でも、家族全員で乗り越えていかなければなりません。

試練です。



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