はじまり | 三女は卵黄嚢ガン闘病~寛解。パパは走り続け、親父の背中を見せる!

三女は卵黄嚢ガン闘病~寛解。パパは走り続け、親父の背中を見せる!

フライフィッシングとウルトラマラソンにハマったパパの娘が、2015年11月に卵黄嚢腫瘍と診断、闘病を経て2016年4月に寛解。ガンと闘いながら走り続ける我が家の話。少しでもどなたかのお役に立てれば。

いつから腫瘍があったのか分かりません。

今思えば、予兆はあったのかと。


三女はとにかく頻尿でした。
少し前にトイレに行ったはずなのに、すぐにまたトイレと。

身体もまだ小さいし、単純にトイレが近いだけだと思ってました。

10月頭には、運動会の徒競走で全速力で走り
ぶっちぎりのトップだったし
お腹の調子が悪いと言い出したのは
この1か月くらい。

しかも波があるみたいで、すぐに治まって
ご飯もしっかり食べてました。


11月22日には一緒に江ノ島水族館に行き
1日元気に過ごしています。

24日の火曜日辺りから、お腹が痛いと言い始め
ウンチも出ないというので
便秘かなと思っていた程度。

金曜日になっても痛いというので
風邪がお腹にきたと思い
嫁さんがかかりつけ医に連れて行きました。

仰向けで様子を見たら、明らかにお腹がパンパンで
近くの総合病院へ行けと。

夜間救急扱いで受診し、CTを撮ったら
お腹の中に15センチもの巨大な腫瘍がありました。
お腹いっぱいに広がり他の臓器を圧迫している状況。
夜から熱も出て本人はグッタリしていました。

受診には嫁が付き添っていましたが
すぐに緊急入院となり
着替えを取りに帰ってきたところで
私も知ることになりました。


悪夢の始まりです。


聞いた直後は、全く信じられないという感じ。

泣き崩れる嫁さんをボーッと見ながら
しばらく現実を受け入れられません。

その日は最悪にも飲み会だったため
病院まで送ることも出来ず
嫁さんをタクシーで行かせ
翌朝に向かうことになりました。