作り笑いがシワやたるみの予防
実は顔には表情筋が20種類以上あり、シワを気にして使わないでいると筋肉が衰えて、かえって肌のハリやツヤに悪影響を及ぼしてしまうのです。
顔面の筋肉を使うことで、顔のたるみやシワの予防にもなります。
作り笑いは、眼輪筋を適度にマッサージすることになり、目尻の横の笑いじわを少なくします。
笑うとしわができるというのは間違いで、目尻の横の皺は怒っている時にできる皺で、怒ってばかりいると皺が増えます。
便秘や二日酔いに
笑うと血管が広がり、血流量が増加し、胃腸を活発化させ消化を良くします。便秘も解消されやすくなります。笑って体内の血液循環が良くなると肝臓の血流量も増え、代謝や排泄が盛んになるので、笑いながら飲む宴会の席などでは、アルコールも分解されやすく、二日酔いになりにくいと考えられます。笑うという行為は、薬以上に効果を発揮することもあるようです。
脳卒中の予防効果
作り笑いの場合、目は笑っていないが、それでも眼輪筋を動かすことになる。
それ以上に大頬骨筋が大きく動く。この筋肉は脳の1次運動野と直結しているので
この部分が刺激され、血液の流れが非常によくなり脳卒中を予防する。
作り笑いで免疫力アップ
ナチュラル・キラー(natural killer; NK)細胞は、文字どおり生まれつきの殺し屋で全身をパトロールしながら、がん細胞やウイルス感染細胞などを見つけ次第攻撃するリンパ球です
作り笑いでもNK細胞の働きが活発になることが確かめられています。
作り笑顔による活性は、顔の筋肉の動きによる脳への刺激と、笑顔という明るい表情が感情に働きかけ、笑う環境を作り出す作用もあるためと考えられています。
ストレス軽減
脳は、五感を通して情報を取り入れます。
脳は頭の中に閉じ込められているため、脳だけでは何も情報を得ることができません。
脳が世界を把握するには、五感に頼る必要があるのです。
顔の筋肉が、楽しいことをしているときの状態、つまり笑顔を作っていれば、脳はそれまでの経験で得た情報から、「ああ、このように筋肉が動いているということは、今楽しいことをしているのだな」と察知します。
つまりは良い具合に勘違いしてくれるのです。
このような理由から、楽しくないときでも、笑顔を作ると、本当に楽しくなってくるのです。
逆もまた然りです。顔をしかめていると、どんどん気持ちが沈んでいき、ネガティブな考え方しかできなくなります。顔をしかめながら、楽しい気持ちでいることは難しいのです。
この現象は心理学実験において、顔の表情筋の動きと気分の変化として実証されています
笑顔に似た表情を作ると、ドパミン系の神経活動に変化が生じることを見いだしている。
ドパミンは脳の報酬系、つまり「快楽」に関係した神経伝達物質であることを考慮すると、楽しいから笑顔を作るというより、笑顔を作るから楽しいという逆因果が、私たちの脳にはあることが分かる。
渋滞にひっかかったり、なにかストレスを感じたら数秒間笑顔をキープするということをやってみてください。精神的にストレスが軽減されるだけでなく、身体的にも心臓の健康を保つことになるかもしれません
笑いは心にも体にも
笑いにはほかに、痛みをやわらげてくれる効果や、緊張を解きほぐす、満足感を高めるといった効果が期待できるといいます。
不思議なことに、作り笑顔でも同じように身体が活性化されるといいますから、だまされたと思って、無理にでも笑顔を作ってみたいものです。
作り笑いでも周りをハッピー
極めつけは、「笑顔は感染する」という事実。赤ちゃんに笑いかけたら、笑い返してくれた経験をしたことがあるひとも多いはず。
これこそ、笑顔が感染している何よりの証拠です。今すぐしあわせになりたいなら、まず笑顔になる、がおすすめです。
マシェリ×お笑い芸人のコラボ番組!お笑い好きは必見♪