ご訪問ありがとうございます。
私は現在マレーシアに住んでいます。
息子は自閉症スペクトラム 軽度~中度の知的な遅れがあります。
マレーシアでの息子の教育を模索し、現在は2校目の学校で充実した毎日を送っています。
最初の学校から現在に至るまで
マレーシアの特別支援のインターについての記事をまとめています![]()
自閉症のお子さんとのコミュニケーションに悩んだら
今日は、私や友人の体験も交えて
自閉症の子とミラーリングについて
書きたいと思います。
息子が小さい頃、最初は
「息子は一人で遊びたい子なのだ」
と思ってました。
でも、息子の問題行動があり
「息子と向き合う」
と決めた日から、毎日彼を観察し
一緒に遊べるようになりました。
当時の様子はこちら
(ちょっと長いです
)
息子は幼少期、とても多動で
1~2歳の時はお友達の髪の毛を引っ張る
悪いクセもありました。
多分、こだわりの一種だったのだと思います。
とても愛嬌のある子で
あやせばよく笑いましたし
人にも興味がありました。
ただ、自分の要求はするけれど
こちらからのアプローチには、ほとんど応じず
「一緒に遊ぶ」ということが、できませんでした。
息子は、よく水溜まりを見つけては
しゃがみ込み、石を投げ入れていました。
いつもなら「早く行こう!」
と言ってしまうところですが
観察してみることにしました。
大きな石を投げ入れると
水溜まりの波紋や水しぶきが大きくなり
その様子を見て、息子はかすかに笑いました。
最初は「何やってるのかな?」と思いましたが
私も一緒に石を投げ入れる遊びに加わりました。
「今すごかったね!バシャンてなったね!」
と私が言うと、こちらを見て
「分かる?」と言わんばかりに嬉しそうに笑いました。
息子と心が通じた!と思いました。
それからも、私は息子のすることを
全て真似しました。
息子が走れば、私も一緒に走り
遊具に登れば一緒に登り
水溜まりにバシャバシャと入って行けば
私も一緒に入りました![]()
そのうち、息子は
私を遊びに誘うようになりました。
息子の「遊び相手」として認められた瞬間
でした。
この時の嬉しさは一生忘れません![]()
私の友人の話です。
この方のお子さんは重度の自閉症です。
同じようにお子さんは一人遊びばかりで
お母さんは
「この子には自分は必要ないんじゃないか」
と母としての自信を失っていました。
でもある時
車の車輪ばかり回している息子さんを真似て
彼女も一緒に隣で車輪を回し始めました。
すると息子さんは
「同じ趣味の人?」
と言わんばかりに、こちらを見たそうです。
このことがきっかけになり
息子さんと少しずつコミュニケーションが
取れるようになったのだそうです。
ミラーリングの効果について
・ミラーリングは、子どものやることを真似て 関わる手法です。
・小規模な研究や事例報告はありますが、まだ十分な科学的根拠は出そろっていないようです。
・ただ、私自身の経験や療育現場の実践では、有効なアプローチの一つだと感じています。
療育現場で働いていた時も
私は、自閉症のお子さんへのアプローチに
ミラーリングを使っていました。
・テンション高めな子なら、こちらもテンション高めに
・落ち着いた子なら、その子と同じ落ち着いたトーンで
・心の中で「私は敵じゃないよ。」「あなたと同じ遊びが大好きだよ~。」
と念じながら![]()
一緒に同じ遊びをするうちに
自然にこちらに興味を持ってくれることも多かったです。
決して「一緒に遊んであげよう。」
という気持ちでは、彼等は心を開いてくれません![]()
例えるなら、彼等はクラスで一番の美女、もしくは美男子です![]()
高嶺の花を落とすように
アプローチしました。
彼等に「遊び相手」として認めてもらう
ことが肝心です。
一度、信頼され心を開いてくれたら
その後は、大分スムーズです![]()
ようやくスタートラインに立てた
ことになります![]()
私の感覚ですが
幼少期にお母さんとの愛着関係が築けると
その後の人への関わりも
とても良くなるように思います。
拙い経験ですが、どなたかのお役に立てたら嬉しいです![]()
最後までお読みいただき、ありがとうございます![]()

