6月23日はカール・ライネッケのお誕生日だそうです。

フルート吹きはたぶんみんな大好きな「ウンディーネ」や、私が吹いてみたい協奏曲No.1の「フルート協奏曲二長調」を作曲したライネッケです。


ライネッケは後期ロマン派の作曲家で、フルートにとって大切なレパートリーとなる曲を作曲してくれた…と習いました。

彼は1824年生まれということで、今年は生誕200年のメモリアルイヤーなんですって。

今年ライネッケの曲ができたら素敵ですけど、チャレンジする余裕は全くないので、来年以降におあずけ。


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高校生の頃に初めて「ウンディーネ」を聞きました。聞いた瞬間から「いつか吹いてみたい」と思って、すぐに楽譜も購入。でも、「いつか」は長い間やって来なくて、楽譜も眠ったまま。


ウンディーネのピアノパートは、ピアノソナタかと思うぐらいにピアノが活躍するので、「上手なピアニストと一緒に演奏したい」と思い続けてきました。(水の流れやさざ波を表現したところとか、ピアノパートだけでもずっと聞いていたいぐらい)


数年前から大好きなピアニストのAちゃんに伴奏してもらうようになって、夢を叶えるなら今だ!と1楽章をやったのが、1年半ほど前のこと。

念願の演奏機会だったんですけど、本番の出来が全然よくなかったんですよね。


疲れがたまってる時期で、気力が湧かなくて、あまり練習してなくて。そんな状態で簡単に吹ける曲じゃないし、悔いの残る演奏になってしまいました。


絶対にもう一度、1楽章からやり直したいと思っていて、それにできたら全楽章を通してやりたいんですよね。

4楽章全部やると、20分ぐらい掛かって、発表会では時間取りすぎだし、どこでやるのって感じですけど。


技術的にも体力的にも、私にとってはかなり困難が予想されるけど、人魚姫の元になったと言われる「ウンディーネ」の物語性やドラマチックさは、全楽章通してこそ際立つと思うので…どこかで演奏機会を見つけたいと思っています。


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「ウンディーネ」と同じくらい、ライネッケのコンチェルトもやってみたいと思っています。


「ウンディーネ」は昔から大好きでしたが、コンチェルトの魅力に目覚めたのは去年。

今一番やってみたいコンチェルトです。


早速、楽譜も入手!

でも、ちらっと眺めただけで譜読みする暇がない(/_;)

こちらも全楽章通すと20分ぐらいあるし、なかなか簡単には取り組めませんが、来年は「ウンディーネ」か「フルート協奏曲」の譜読みに取り組むのを目標にしようと思ってます。


来年のライネッケさんの誕生日の頃には、ちょっとは吹けるようになってるといいなぁ(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)