毎日、元気にフルートを吹いていますが、フルート以外のことでは少し悩むこともあり、しばらく落ち込んだりしていました。(今はかなり回復しています^_^)
タイトルに失恋と書いたり、落ち込んだと言ったりしてますが、私が失恋した…とかいう話ではありません。(残念ながら?)
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高校生の頃、ある短調の曲をレッスンで吹いた時のこと。
「ずいぶん吹けるようになったけど。この曲は、モール (短調)の曲なのに、なかえさんの音は元気いっぱいね。すごく陽気な音楽になっちゃってるわよ。
なかえさん、もともと明るい音色を持ってるけど、どの曲も明るい音だけではダメよ」と、先生。
続けて冗談のような口調でしたが、「まだ若いし、失恋とかもしたことないんじゃない?失恋した心の痛みで、そのうち切ない音楽とか表現できるようになるわよ〜」と、脳天気な音で吹いていた私に言われました。
たしかに当時の私は、失恋らしい失恋など知らない小娘(笑)
その後、私も年齢を重ねて、(恋愛経験の豊富さはともかく)それなりに悩んだり、苦しんだりしつつ過ごしてきました。
そして現在。
切ない音色やメランコリックな曲調を表現できるようになっているかというと…
まだまだ深みが足りません(。ŏ﹏ŏ)
人生経験が足りないだけでなく、音を追うのに必死で、曲想を表現するような吹き方をしていないなと。
今回、先生の言葉を思い出して、「このブルーな気持ち、次の本番で活かそう!」と思ったのです。
なかなか前向きですね〜笑
週末の発表会では、哀愁に満ちた雰囲気を表現できるとよいのですが…さて聞いてくださる方に伝わるでしょうかʘ‿ʘ