　そのスタートは戦後、神田須田町に出来た進駐軍の横流しとか払い下げの電気部品を扱ったいわゆる闇市とのこと。同様に衣料品や食料品を扱ったのが上野のアメ横。

　私はその頃は静岡の富士市で過ごした小学校の頃ゆえ全く知りません。

　私が知り、行き始めたのはその数年後高校時代からですが、もうその頃は秋葉原に移っていました。そして、世界に名を轟かす秋葉原電気街の原点に。

　以来ずっと電気の部品は、ここへ買いに行っていた思い出の場所で、何でも有り、何でも揃い、大変安かったです。

　フルード工業の創業の頃にも試作品などの部品はここで買い求めて来ましたし、それらの部品やコードなどは現在も会社で使っている物も有ります。

　そんな想い出一杯の秋葉原ストアーが無くなるなんて淋しい限りです。時代の移り変わりで仕方ないことなのでしょうけれども。

　閉店の日には大勢のファンが集まったと新聞にも報道されていましたが、私はこの日予定が有り、早めにお別れして来ました。

写真はお別れに行って来たときに写して来たものです。

秋葉原のラジオストアーがとうとう閉店に