一ヶ月ほど前、ふと見た新聞にお茶の水駅横のお茶の水橋上から古い都電のレールが出て来たという記事が出ていました。

お茶の水は学生時代から過ごしたところ、しかも通勤で今もこの橋を毎朝毎夜渡っているのです。

え!どこにと思い、もう翌日からに撤去に入るとのことゆえ、見のがしてはと帰り道、よ~く見てみたのですが、それらしきものはありません。

交通整理をしていた警備員さんに聞いたら、その囲いのなかですよ、と。

そう言えば、少々以前から橋の工事をしており、中央に囲いがあるのは知っていました。

 やや、その中にレールがあったとは。ちょうど雨のひどい夜でしたがパチパチ(シャカシャカ?)写して来ました。

 レールは1930年と記されているとのこと。ちょうど先日見た阪妻の無声映画のころのものということになります。良く残ったものですね。

 歴史も、電車も、物語も好きな私には、ず~っとそこに置いてほしいものではあります。でも交通にはしっかり邪魔ですけど。だから、次の時代に移るとき、多くのものが、こわされたり、撤去されたりして、消えて行ってしまうのですね。

全てそのままに残しても、進化が出来ず、これまた不便な世の中になるのでしょうけど。

 

        

     翌日からまた撤去と言うので雨の中を        その二日後に朝見たらまだそのまんま

      一生懸命写して来た100年近く前に         残っていたレール。なんだあの報道は。

      敷設されたレール                     レールは手前で右カーブしています。

                                      水道橋の方へ行ってたのですね。