突破しきれない所や打撃の大きかった所もあったようですが、幸い私共は上手に乗り切ることが出来、どんどんとまでは言い難いですが、一歩一歩の成長を続けることが出来、15周年は上野精養軒でささやかながら、お客様や業者さんもお招きして祝賀会が行われました。
この翌年にはリクルート社を媒体とした学卒新卒の公募が行われ、4名の新卒を迎えることが出来ました。
それまでも新卒は若干居りましたが、公募はこれが第一回目となりました。
当時は全てが未だ紙媒体の時代でしたが、私共のような小さな会社で4名の新卒を採用出来たとのことでリクルート社社内でも特別に発表会が行われたとのことでした。
費用もリクルート社の支払いだけで500万円。当時の貨幣価値の中でのフルード工業と致しましては大変な出費でしたが、この成功が、後の新卒人材確保の大きな礎となったと思います。
第一回の新卒公募に使われた
学生募集資料。