いよいよ年が明けると、つまりあと2ヶ月と半で創業満50周年の年になりますが、以前、私共の高校の、東京で戦後再開された同窓会が私共の会社の創業と同じ年なのに、同窓会の方が毎回1年早く、周年記念がやってくることをこのブログに書きました。
これは同窓会の方はスタートのときのを第一回に数えているのに私共は1年後、つまり満年齢で1年と数えているからの違いと分かりましたが、どうみても周年と言う以上私共の方が“正”。でも、会社も数えがままあるようです。設立のとき大々的に祝賀会をやり、これを第一回と数えるからなのでしょう。
私共では、創業のときは一人ぼっちで四畳半のアパートの一室で、こたつに当りながら、一升瓶の残りをちょこっと飲んで寝てしまいましたし、設立のときも4.25坪の木造一室の“本社”で歯科医と一級建築士と後ち工学博士となり高専の教授になった、株主になってもらったポン友達に集まってもらい、近くで買ってきた焼き鳥とビールで乾杯。
オーッと言って集まって来てくれて、じゃあと言って帰って行っただけで、ご挨拶も祝辞も無かったように思います。
なので、一年後からの満で数えるようになったのでしょう。でも一年目も二年目も、三年目も何かをやった記憶は有りません。毎日が精一杯だったのだと思います。
創業時のものは写真も無く、
有るのは学生時代から使っていた力学類の
“本”位のものでしょうか。でもこれらが当時の
メシの種だったのです。