拓殖大学の略称ですが、この大学には何となく不即不離的なご縁を感じており、思い出も色々有ります。

最初に知ったのは小学校に入る前、近所に大会社の偉いさんが転勤して来て、そこにお兄さんが居りました。しかし、いつもは居らず、大体春とか夏とか冬になると帰って来ては一日中家の中でゴロゴロして過ごしてました。

何だろうと思っていると、大学と云う所があり、そこに行って居て、お休みになると帰って来て、そのようにしているのだと知り、へえ~!っと思いました。そのとき、その大学が拓殖大学と云うんだと知りました。

少し大きくなってから、母にその話をしたら、母も小さいとき長兄が学生で、休みになると帰って来ては、やはりそのようにゴロゴロして居り、両親は良く帰って来た良く帰って来たとばかり、母達はそっちのけで、兄を大切にするのだとのこと、いやなやつだと思ってたと、笑ってました。

 それがずっと後、同期性に誘われて入った県の学生寮が拓大の近くに有り、毎日駅で一杯拓大生に会い、また来る電車が拓殖大学の大きな文字の付いた校舎の前を通るのです。ここに有ったんだアと。








拓大