私は名前だけで、どこに有るか知りませんでしたが、何度も行っている日光に有ったのです。

この秋日光へ同級生と、また行ったのですが目的のバス停を降りそびれ、降りたのがここ。

予定外、でもちょっと入口まで行って見ようよと、入口まで行くと、せっかくだからさっと入って見ようよとなり、入ると、いや、これが素晴らしかったです。

江戸時代紀伊徳川様から移設された部分と、専用に造営された部分からなってますが、さすが天皇家が過ごされるところ、すっかり気に入ってしまい、じっくり鑑賞。使われている材の良さ、広大な庭園も素晴らしく、ちょうど錦秋の秋にめぐまれたことも有って、どの部分を切り取って見ても見事な眺めでした。

大正天皇のため造営され、3代の天皇も行って居られるとのことですが、使用は避暑の夏季だけ、1年を知るのは今上天皇が皇太子時代疎開で過ごした一年間だけとのこと。防空壕も残っていました。

昭和22年に廃止、大蔵省の管理に移り、何とか収入を得たいと修学旅行などの宿舎に使われていたとのこと。無茶苦茶な!

これが平成になり栃木県に払い下げられ、整備され、今は見学、鑑賞に供しているとのこと。

沼津御用邸もそうですが、せっかくのもの、庶民の鑑賞に供す、大変良いことに思います。

皆様もぜひ一度 お勧めです。









すばらしい建物。


すばらしい景観。写真右下に見えるのが、往時の防空壕の入口。でもここを見学していて、目的地は入口だけになって帰って来る羽目に。