高校2年の夏休み、どこかへ行こうよと4人で、高校のテントを借り出し担いで行って来ました、重かったです。
テントは外側用の短い方の柱を中央に立てると具合のよい広々としたキャンプ用になるんです。
先生からは学校の名前がデカデカと入ってるから、余計なことして来るなよと、釘をさされましたけど。
2泊、でも全くどこへも行かず、テントから出たり入ったりしながら、飯盒で炊き、売り出されてまだ珍しかった即席カレーのカレーライス。今のカレールーの原形となるものです。具は一切なし、紅生姜を添えただけ。あまりおいしくなかったです。
今回も同期生からプレゼントされた会員制リゾートの券で、また格安に。
60年が過ぎ、さすが思ったより拓けていて信号も有り、バスのロータリーも有り、山の中の都会並みになっていました。
共通項は、どちらも清々しい山の空気にふれることが出来たことでした。
身に付けた歩行力で白樺湖を始め、近くの女神湖まで足を延ばしてこちらも一周、37,000歩、一杯歩き廻って来ました。
なお、前回行ったときの4人の中、生きているのは私だけ、3人はもう彼岸に。行って来たぞオ~と声を掛けられないのが残念、淋しいです。
60年前に行ったとき自分で描き焼いた楽焼の茶わん。私の部屋に。良く無くならずに付いて来たものです。
白樺湖
当時の写真はもう有りませんが、変わり過ぎていて懐かしいと云うか、何んと云うか。キャンプした所も太陽の向きと湖水の位置から、この辺かなと。対岸のホテル群のあたりでした。
快晴に恵まれ、全山紅・黄葉。きれいでした。
でも、この白樺湖は間もなく雪に。湖畔の売店などはシャッターを降ろして山を下りるのだそうです。あとはスキー客だけに。