座敷によく入れられました。

私はなんでしかられたかは思い出せないほど良くしかられたのですが、23歳のころ、何かすると、そして改めないとお座敷に入れますよと云われ、それでもやめないといよいよ入れられるのです。

 田舎の江戸時代に出来、明治時代に改築をしたと云う85坪もある古い家、雨戸を閉めると暗く、広くて古い座敷はあまり気味の良いものではありませんでした。入口には大きな唐紙があって子供の力では開けられませんでした。よく入れられたのですから、多分入れられるとしばらくは効いたのでしょう。





この写真の右奥下の辺に座敷がありました。

前面の道路は江戸時代からの当時の東海道。