いや 妙なこと言い出すつもりは、さらさらありません。

文法的には、行くべえの べえは 命令、当然、推量、意志、要求、可能などを表わす助動詞「べし」のい音便がさらに同行通音で発声しやすい え へ流れたもの。助べえのべえは人名ゆえ れっきとした固有名詞“助平”のべいが同様 え に移ったものです。

さて、助平は人の名前ゆえ あちこちに居たわけです。皆様が興味を持たれたかもしれないこの呼称のもととなった助平さんは、戦国時代の三河の侍で、鈴木助平と云う人でありました。彼は、めっぽうも無く強い人で、皆が そのような人のことを助平のようだと言ったのが全国に広まり、助べえ と言われるようになった と聞いています。皆さんの中には、そのように言われちゃった方もあるかも知れませんね。

<おことわり>

1.私も 鈴木ですが 親戚ではありません、念のため。

2.侍ですから 助平でなく、助兵衛で、助兵衛殿と呼ばれていたかも知れません。どなたかご存知の方は教えて下さい。



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助兵衛さんが、こんな顔をしていたかは知るよすがも有りません。今風の言い方をすれば、このイラストはイメージです。