この違いについて地震に詳しい社員に説明を書いてもらいました。

 

 3月の東日本大震災からもう3ヶ月になりますが、余震がまだ続いています。地震速報などでよく目にする「震度」と「マグニチュード」の違いをご存知でしょうか?

 「震度」は震度計の設置場所(地表)における揺れの大きさを表し、地盤の強度や震源からの距離などによって変わります。日本では震度を0から7までの10段階で表します。今回の地震では宮城県で最大の震度7、東京でも震度5強など、広範囲で大きな揺れが記録されました。

 「マグニチュード(M)」は地震の規模を表します。今回の地震はM9.0、世界最大級の規模でした。M9を超える地震は、世界でもまだ5つしか確認されていません。

 今回の地震は1995年の阪神・淡路大震災(M7.3)と同じく最大で震度7でしたが、マグニチュードの違いから計算すると、今回の地震のエネルギーは阪神・淡路大震災の約360倍となり、ケタ違いに大きいものでした。


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地球の内部構造

記.震度とマグニチュードの違いがよく分からず、今春入社した若者の中に大学院で地震を研究していた者がおり、説明してもらいました。ご参考まで。