以前来ていた担ぎ屋のおばさんの兄い=息子さんです。何も名乗らなかったけど、そっくりなのですぐ分かりました。

 もうお兄さんになってかなり経ちますが、おばさんのときから、自分の所で採れた物を採れたときに持って来ます。野菜類は早朝採ったもので、大変新鮮です。農薬も虫さえ出なければ使うことは無いとのこと。あんなもの使うと自分が参っちゃうものと、それは確かにそうでしょう。それらのせいか、よれよれのほうれん草などを持って来ることもあります。それでも買わないと、成り立たないのです。以前に書きましたが、おばさんへの罪ほろぼしも兼ねて多め多めに買っているようです。また、おばさんのころは買ってなかったお米も今は全部お兄さんのにしているとのこと。しみじみ思います、おばさん重かったろうなあ、早く買ってもらって早く軽くして早く兄いの待つ家へ戻りたかったろうになあと。

 因みに、お兄さんはトラックでやって来ます。全部自分の所で採れたものゆえ、朝暗いうちから野良に出て、暗くなるまで働いていて、家に戻ると翌日の準備だそうです。おばさんはもう八十余才ですが、今も家で元気に兄いの帰るのを毎日待っているとのこと。


一大(いちだい)のブログ








先日初めて撮らせてもらったお兄さんと小型トラック。自宅の前にて。