今年 新緑の季節に、同期ポン友のお墓参りに行って来たことを書きました。

 いきさつは、半世紀余前に遡ります。同期ポン友が、大変よく出来て美人の同級生を好きになり、よく彼女のことを話していました。しかし、もう大分前他界してしまいました。彼女の方は今も元気ですが、何十年ぶりに同窓会で会ったので、そのことを話したら、知らなかった、本人から言っても来なかったとのこと。

 そのときはそれで話は終わったのですが、次に顔を合わせたとき、お墓参りに行ってあげたいと言い出し、案内しました。

 何となく、人の心の不思議さを感じ、同年の女性方に話してみたら、それぞれ大学教授夫人、テレビアナウンサー、スナックのママさん、画家などかなり立場の違う人達ですが、7人中6人がそうゆうとき、私も行くと答えました。

 それが自然なのかも知れません。私には そんな人居てくれないだろうなあ。春日の局みたいに石碑に穴を開けといてもらい、覗いてみようかなァ。

 注.徳川三代将軍の乳母、春日の局は、亡くなったとき、末永く正しい政道が行われるよう見届けるとのことで、石碑に穴を開けさせたということです。このお墓は、私共の会社フルード工業と同じ春日通りにある文京区の麟祥院(東洋大学の発祥となった所)に実在します。確かに石碑にまあるい穴が開いています。今もそこから正しい政道を願いつつ、目を光らせてくれているのでしょう。


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この初夏 お墓参りに行ったポン友の眠る墓地