表富士の麓で育ったので、富士の廻りは良く歩き、自転車で走り、バイクで走り、車でも走りました。
南側のほぼ1/3は足で歩き、また半分余は自転車でも走り廻りました。
富士山のテッペンの火口をお鉢と云いますが、ここも2回廻り、うち1回は下駄で登り下駄でお鉢を廻りました。さすがにお鉢の馬の背の部分は、ズルズルすべってこりゃ駄目かもとこわかったですけど。
その頃は1合目から前日の昼過ぎには出発、ゆっくり登り始めて御来迎(御来光とも書きます)を仰ぎます。雲があってもテッペンではお笠をかぶらない限り雲の上ゆえ太陽は見え また、途中に雲さえ無ければ房総半島など大変よく見えます。物理学の云う 光の可逆性から云えば、お天気がよく富士山が見える所なら 富士山からも見えるわけですけど。
因みに、富士山を降りて来て、途中で雲の中に入ると、風向きによっては雨が下から降って来ます。もう防ぎようがありません。女性の方へ:富士山は絶対スカートでは登らないように。
写真は会社の取引先の富士変速機さんのカレンダーから。