さて早速LAMYのジェットストリーム化を進めていきます。

 

改造において念頭に置くこと、材料、道具は

ZEBRA F-701の時と同じですので、こちらを参照してください。

 

ZEBRA F-701ボールペンの紹介とジェットストリーム化 その2

 

今回もSXR-80-05をベースにアダプターを作っていきます。

ただし、今回は本体にも若干手を加えます。

 

では早速分解~

 

 

LAMY製のM16というリフィルが入っています。

う~ん、なんだか面倒な形をしてやがる…。

 

バネも変わった形をしています。

 

 

パーカー芯との比較。

バネ止めの位置は共通してそうですが、全体的に長いですね。

 

 

そしてバネ止めから先の部分が若干細い。

 

 

意味深なケツの出っ張り。

(この出っ張りは調査の結果、再現不要でした。)

 

ではでは、さっくりと作っていきましょう!

 

今回リフィルのカットは必要ありません!

 

まず、ペン先キャップの部分の穴を広げます。

とはいっても、ヤスリやドリルは不要。

 

 

パーカー芯(なければ純正芯でも)を突っ込んでグリグリ…。

使用するジェットスリームが引っ掛からずに通るようになればOKです。

やりすぎるとペン先のガタつきに繋がるので様子を見ながら慎重に…。

 

次にF-701の時と同様に丸パイプでアダプター作成です。

 

 

6.4cmでカット。

 

 

4.9cmの位置でカシメ。

(試作時の写真の為、長さが6.2cmですがお気になさらず…)

 

 

ギボシオスカバーは前回と同じく、[uni]の[i]が隠れる位置で。

 

 

と、ここで問題発生。

純正のばね、嫌な予感はしてたんだけどやっぱり使えない…。

 

 

ギチギチすぎて動かなくなってしまいます。

どうしたものか…。手持ちのボールペンをばらし使えるバネがないかチェック。

 

 

通常版ジェットストリームのバネは少し長く、バネが弱い(柔らかい)

そうして見つけたのが…。

 

 

つい先日買ったピュアモルトのボールペン!

ピュアモルト ジェットストリーム インサイド(型番 SXN-705-05

こいつのばねが使えると判明!

(写真のバネはLAMYのもの。)

 

 

上が通常版、下が今回のピュアモルトの物。

 

 

LAMYの物と比べると、長さほぼ一致、バネの硬さもほぼ同じ。

さぁさぁ、組み上げて…。

 

 

 

 

完成です!

 

組み上げたとき、

「ノックができない・硬い」場合は、ペン先パーツの拡張が足りないか、

丸パイプで作成したアダプターが長いかです。

ペン先に芯がスルスル通るのに硬ければ、アダプターのお尻側をすこーしずつカッターで

削ってください。(削りすぎるとペン先が引っ込みすぎてしまうので注意です!)

 

ピュアモルトを買ってくるのが面倒、もしくは売ってないという方、

通常版ジェットストリームのバネでも使えます。

が、やはりバネが弱いのか引っ掛かるような時があります。

 

バネ止めのギボシオスカバーをもう少しペン先側に動かせばバネが効いて

良くなるかもしれませんが、要検証ですね。