すったもんだのあげく,結局デイヴが復帰し,マイケルの代わりにエディの息子がベーシストになった注目の最新作。VHのアルバムとしてもひさびさですが,デイヴが歌うアルバムとなると,「1984」以来約28年ぶり!
あたしが生まれる前のクラシックです。
VHが商業的に売れたのはサミー時代ですが,多くのロックファンにはやはり初期でしょうということで?半分以上のレビューが高評価というアルバムです。
これをダメだと評した人はだいたい「新たなものがない」「焼き直し」という点での低評価のようですが,さて。
通して聞いた感じでは初期7割+2割がサミー時代+1割がそれ以外,という感じでした。
①が割と評判がいいのがネット上の多くの評価ですが,あたしは①は退屈でした。
ワウのイントロでサビがファーストっぽい②もなんだかな~という感じでしたが,聞いたようなイントロから明るくキャッチーなサビの④,4ベースとのユニゾンイントロでそのあと疾走する④から「いいじゃん」となり,
クリーントーンのイントロから明るくポップな歌になり,どこかで聞いたようなサビの⑤,
ガガガと疾走する⑥になると,速い曲がそんなにないVHとしてはかなりアグレッシヴなアルバムか?となりました。
アレックスのドラムで始まってヘヴィなリフがはじまり,「退屈ゾーンか?」と思わせといて,しかしまたまた疾走する⑦,
怪しげなプレイで始まってヘヴィなリフが心地よく,サビが耳に残る⑧,のワウでベースとユニゾンのイントロ、サビがいい⑨,ハードエッジなリフが気持ちいいイントロでアップテンポな⑩,11アコギではじまりデイヴらしい曲で、早口もいい⑪,⑫はリフがいいけどサビは薄味、中間がヘヴィで,メロディアスなタッピングがいいと,まさに予想以上の出来。
最後は,ミドルテンポのロックンロールでやや地味な曲で終わるのも彼ららしい。
サミー時代のVHが大好きなあたしとしては,このアルバム,サミー時代のどのアルバムにも及びません。評価が分かれる「BALANCE」もあたしは大好き!
ただ,前作「Ⅲ」には勝ってると思いました。
そういえば最近「Ⅲ」がだめなのはゲイリーのせいみたいにとられても仕方のない文が目立ちます。
ゲイリーがサミーの曲もデイヴの曲も彼らっぽく歌える逸材でした。あのアルバムは曲がいまいちだったのです。
ということで,このアルバムは
85点。