Good bye, My tiny memories.

東京駅構内の牛たん「喜助
」に行ってきました。
実際の「喜」は七を三つ書いた旧字体のほうです。
初めて仙台牛たんを食べたのは約20年前です。
当時私は、鉄道ジャーナル、鉄道ファン、鉄道ピクトリアルの3誌に写真が載った(らしい)、元祖鉄ドルといっていい存在でした。(多分)
そうです。水着姿を見てみたい男ナンバーワンだったのです。←ここ、ブログネタの回答ね。
知り合いマムコに連れられて行ったのが仙台駅ビル(エスパル)内にあった喜助。
そこで私はちょっとしたカルチャーショックを受けました。
当時牛たんといえば、焼肉屋の薄っぺらいのに塩コショウ振って5~6枚で1000円強。おかずとは言えませんでした。まだ牛角なんて無い時代です。
ここの牛たんは厚みがある上に、たれで味付けしてました。お新香と一つの皿に盛る珍しいスタイル。懐かしい麦飯。塩味のテールスープ。
当時でも1000円以上する高い定食でしたが、仙台に行くたびに立ち寄りました。
後に勢いを増す「利休
」はこの年開業。まだその店の存在を知りませんでした。
元祖といわれる「太助
」には後年行っております。
仙台に立ち寄ることが無くなり、「しばらく牛たん食べに行ってないなあ」と思っていたところにBSE問題が。
軒並み値上げする牛たん各店。
「・・・え? 輸入牛たんだったの?」
てっきり宮城県の牛さんかと思ってたら、基本アメリカビーフでした。あれ?仙台まで行ってた意味は?
そしてしばらく仙台牛たんから遠ざかっていました。
今、太助の支店が水道橋に、喜助が東京駅に、利休が池袋にあります。
まずは仙台牛たんを食べるきっかけになった「喜助」へ行きました。
東京駅複雑でわかんない。やっと見つけた。
お昼時なのでなかなか混んでます。
まずはビール。
前は知らんおっさん。
んーうまい。東京暑すぎ。
ランチは定食200円引き。1850円の1.5人前(たれ)を注文。
これこれ。おしんこと一緒に盛られるスタイル。
麦飯。大盛りにしました。
テールスープ。テール肉が4つ位入ってる。
どれどれ・・・
旨いです。でもこんなもんだったっけかなあ。
麦飯は以前大変美味しくいただきましたが、ちょっとボソボソかなぁ(麦だからしょうがないけど)
テールスープは・・・ もっと出汁きいてるほうがいいなあ。前からこうだっけ?
これが支店間の味のばらつきなのか、あれから20年経って私の舌が肥えた(多分こっちだと思う)のか・・・
デフレが進んだこの東京で、ランチで1,850円は・・・・
俺はもう過去ばかり見てはいられないんだなあ。
あとは太助と利休だな。
思い出は美化してしまうものなのか。
帰ってオナって寝ようっと。
ふろーすれ1