指のやすり
初めての湯飲み
初めて、作陶した「湯飲み」釉薬は、織部です。
「手が疲れるだろうな」という程の、飲み口の厚さ。
これが、ちょうどいい。と重宝に使っています。
やはり、愛着があります。
先輩の師匠は、大工さん。寸法には、厳しくミリで示せと教えてくれました。
そして、飲み口のところは、濡らした柔らかい皮でなめらかにしますが、
その他にも指のやすりを使うことを教えてくれました。
粘土のがさがさしたところを、指の指紋を使ってとっていきます。
指紋をやすりにすることが、楽しくなりました。
指先に、気持ちを送るのですね。