身体知を生きる女性⑵

少し間をおきましたが、身体知を生きる女性の続き

今日は、書籍「左脳さん、右脳さん」から、ご紹介していきます。

ネドさんは、読者の方が呼吸法を続けるために、どんな工夫をしているのでしょうか？

言い換えれば、なぜ呼吸法を続けて行えないかという課題に注目していきます。

さあ、「左脳さん、右脳さん」を読んでいきましょう。

P65～

エレベーター呼吸の意味

これは、意識の焦点をおなかに下ろす呼吸です。

おなかを意識する呼吸です。

　エレベーターの床の動きを意識することで、脳から脊髄をとおっておなかに伸びて

いる自律神経という脳神経細胞を意識で刺激します。

　自律神経は右脳さんのエリアであり、右脳さんとのコンタクトポイントでありま

す。

・・・・

　あなたがおなかのなかを強く意識しているとき、左脳さんはあなたを捕まえていら

れません。

感情的な思考がグルグルして止められないときも、ぜひこの呼吸で断ち切ってくださ

い。

このように、エレベーター呼吸は、左脳の介入を止めるという意味を述べています。

呼吸の意味を明確にするということが、『指導の工夫』なのかなと思います。

さらに、思考の代わりに、直感のほうへ導きを求めることになると続けています。

こうして、徐々に今まで体験したことのない、直感に導かれることへの期待が大きくなります。

こう書いていると、当たり前とも思えますが、意識的に脊髄を使って呼吸することが、自律神経を刺激するということは、今まで気づかなかったことです。

（ネドさんを教えてくれた友人も、このことをさりげなく言っていたことを、今書きながら思い出しました。）

足芯呼吸も当然、自律神経を刺激しているわけですね。

　　それでは、呼吸法を続けられない課題に対しては、どう対処していくのでしょうか？

せっかく、呼吸法に出会っても、なんだか自分には、おなかの意識（丹田の意識）が

持てないと諦めてしまう方が多いと感じます。実は、この私もその一人です。

正確には、諦めかけたけれど、留まったのですが、何がそうさせたのでしょうか？

　　ネドさんは、どう述べているのかを次回ご紹介していきましょう。

西野流呼吸法せたがや教室のときどき日記ー身体知を生きる女性⑵