膵臓癌の義弟と不思議な義妹 -2ページ目

膵臓癌の義弟と不思議な義妹

1年ほど前に義弟が膵臓癌と発覚しました。
得体の知れない義弟の妻が謎すぎて吐き出したい。
男と女は不思議なもの。
惚れた女に男は弱い。
逆もそうか。

今朝8:30に家を出て夫は義弟の家に行っている。

およそ片道1時間半。

現在21:30だがもうそろそろ帰ってくるとのこと。


ゆっくり過ごせたね。


元々今日行くことは先週から決まっていたが、前日気になることを夫は言っていた。


「明日は行く予定ではあるけどどうなるかわからない」

そうね。体調もあるもんね。


「じゃなくて、息子君が今熱が出ていてそれが義妹に移った場合、行くことになってるらしい」


しばし考える。

えーと?

義弟君、今抗がん剤5回目の治療受け終わったばかりね?抵抗力落ちてるね?


そんな時に、風邪ウイルス満載の嫁と息子の家に来いと言うことなんですね?片道1時間半かけて。


食料持ってこいということ?看病しろということですか??

嫁の実家は車で5分ですよね。そちらにお願いせずに病人の夫に来いと。


「ちょっと、意味がわからないんだけど…」


「俺もようわからん。ただ奴(弟)の残り少ない人生だし、奴がしたいようにするといい。ただ近くの親に頼めばとは思うけどね」


ですよね。

私もそれ以上何も言わなかった。


何はともあれ、義弟君に招集要請が来ることはなく、夫は予定通り出かけることができた。


ギターを持って出掛けた。