引き続き、日本経済新聞を読んでいて感じた事がありましたので、ちょっと書いて見ます。
僕は、以前、稲盛和夫さんの著書を沢山読み込んでいました。
京セラを創業され、DDIを立て上げ、kんかい、非常に厳しい状況の日本航空の再建の陣頭指揮をされています。
今では日本航空の経営状況も改善され、安定してきたように報道されています。
日本経済新聞4月21日に、日本航空 稲盛名誉会長へのインタビュー記事が掲載されていました。
特に印象的だったのは、LCCへの対抗策のコメントでした。
LCCとは、先日就航を開始したピーチなどの格安航空会社です。
今年、LCCが国内でも3社、就航を開始します。
LCCが国内でも本格普及期に入ったことはJALにとって、大きな脅威になると思います。
JALもLCCの1社に出資するものの、複数のLCCが就航開始することで、JALの事業領域を侵すことが起りうる、稲盛会長は認識しており、その対抗策として、次のようにコメントしています。
『しかし、ここで安易にLCCのまねをすっるようなことはしてはならない。強みであるサービスを磨きお客様に少し高いお金を払ってでも日航に乗ってもらえるかが勝負だ。』
このコメントに、私は稲盛名誉会長の凄みを感じます。
ご自身が、自社の強みであると認識した部分を磨くために、圧倒的な努力をする、それが稲盛会長の経営スタンスだと思います。
このコメントは、当たり前のように聞こえるのかもしれませんが、新聞を読む読者向けのコメントではなく、自社の社員向けに、右往左往するな、自分の信じる強みを磨き上げることのみにフォーカスしろ、それが我々の使命だ、と伝えているように思います。
強みを磨く事で差別化を図っていく、今後の日航を注目したいと思います。
LCCというのは大きな脅威だったと思います(想定はしていたと思いますが)
お花屋さんにおいても、ホームセンターのお花売り場は脅威であり、それは想定できている事だと思います。
また、僕の近隣スーパーでお花の取扱いは本格的に行っている店舗は無いように思います。
しかし、これも見えている脅威だと思います。
スーパーは成果の取扱いが本格化する前に、自社の強みを特定し、磨いておく事が肝要だと思います。
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