『痴人の愛』という小説をご存知ですか?
谷崎潤一郎が書いた小説です。
主人公の河合譲治が12歳も年下の少女ナオミを
カフェ(今でいうキャバクラ)から引き取り
自ら育てつつ自分の妻にしてしまう小説です。
この小説昔は大好きだったんですよね。
昨日の夜また読んだのですが
今読むと、河合譲治ってなんてひどい奴だと思います笑
譲治は結局ナオミの体とかにしか興味がない!
ことあるごとに「いつまでも可愛くいてね」や
「西洋人みたいだ。」と自分の理想を押し付け
これはナオミが性格の悪い悪女に育ってしまったのもしょうがないのでは?と
思ってしまいました。
ちなみにこの小説とは関係ないのですが、
小説を読んでいるとAM4時ごろ
外から「ジャリっ...ジャリっ」という音が聞こえてきて恐怖でした。
庭に敷いている軽石を踏む音にそっくりで...。
誰かいるんか!?と小さい窓から庭をみえるのですが
怖くてのぞけませんでした。なんだったんでしょう...。
泥棒とかじゃないといいな