砂のカケラを取りに行く☆ありがとう | はなうたブログ ―大崎優花―

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お芝居のこと、楽しかったこと、悲しかったこと、反省したこと、発見したこと。
きまぐれに、つぶやいたり、叫んだり、
ときどき、だんまりを貫きとおしたりしています。…ときどき。

飾らずに…ちょっとだけ、見栄をはって。

ご報告がとても遅くなってしまいましたが、11月6日(火)14時の回をもって

演劇企画ハッピー圏外第16回公演『砂のカケラを取りに行く』

無事全日程終演いたしました。


ゆーれか!~大崎優花のブログ~



今回は、怒涛のようだった公演期間。

今何日目とか、あと何回とか、かろうじて、ブログやらツイッター、フェイスブックなどなどに書き込むときに思い出せていたような状態で、とにかく『没頭』。

まさにそれにつきる。そんな公演期間を過ごしました。


公演が終わってからもなにかとバタバタした日が続き、やっと今日になってゆっくりと振り返ることができています。


振り返ってみての今の率直な気持ちは…。

腰が痛い。(苦笑)

完全にあの時たまりにたまったであろう子たちが、今頃になってうれしげに腰のあたりに顔をだしております。くぅ。


…とまぁこれは、整骨院にかけこむとして…。


今はとても冷静です。

悲しくもなければ、切なくも、ない。

ただ、スカッとしているわけでも、ない。

気が付けばちょっと前のことになっていて、あぁ。懐かしいなぁと思う感じ。


私はいつも公演後は切なさとか、さびしさとかを引きずってしまうのでこういう感覚はめずらしい。


あまりにも必死すぎて、本当に本番をやったんだろうか…。

という思いはちょっとある。

なんだかまだ潜水艦の中にいるような、でももう遠い昔のことのような。




ただ、今の自分にこれ以上は無理だろうというところまでやったと思うのです。今回。

たくさんの人に助けてもらって、ヒントをもらって

自分の苦手と正面から向かい合って。

自分の目で、自分とそして相手と

そして空間をしっかり見つめようとしていました。


そして、すごく悔しかったのです。

今の自分のめいっぱいは、まだこんなものかと。

それがとても、とてつもなくはっきりと見えて。


もっと知りたいことがあるし、もっと見たい世界がある。

もっと感じてみたい感覚だって、もっとやってみたいことだって。

もっといろんなこと身に着けたい。そぎ落としたい。

もっと共に生きてみたい。相手とも、自分とも。


おもしろい表現者になりたい。

わくわくさせられる表現者になりたい。

受け入れられる表現者になりたい。


もっともっと。




ただ、2012年11月2日~6日までの私のめいっぱいの大谷美千代をお見せしました。ということは自信を持って言えます。


9月のあたまに顔合わせをしてから2ヶ月。

いっぱい気づきがあったり、いっぱい習得があったり

喜び、感動、悔しさ、いろんなことが怒涛のように起こった日々でした。

みなさんと公演本番を迎えることができたことがなにより嬉しいです。


主宰であり、作・演出の内堀優一さんをはじめとする17人の共演者の皆さま

いつも誰よりもハピ圏のことを思って動いてくださっていた

制作の間瀬さん・土井さん

出演者でありながら、舞台監督も兼任してくださった耕之さん

照明の愛子さん、音響のウッディさん

当日受付を引き受けてくださったみなさま


そして何より、劇場に足をお運びくださったお客様


本当に本当にありがとうございました!!

めーいっぱいの愛をこめて~~~~!!




時間は待ってくれないみたいで、どんどんいろんなことが動き出しています。

目標を決めたら、結果を案じずやるべきことにただ向かい合う!

時に一人で、時にみんなと。


今回身をもって一番強く感じたことかな。




また一歩前にでます。

今後ともなにとぞよろしくお願いいたします。




大谷美千代さんへ


あなたの好きなものにまっすぐなところ、大好きでした。

好きなものと死ねるなら本望じゃってとこまでいけるのはほんとにすごい。

ちょっとドン引きしちゃったりしたときもあったけど、少しずつ、ほんの少しずつだけど、その気持ちがこれかもって思えたときは本当にうれしかったよ。

しかし、世の中でやってくのはちょっと大変かもね。ぷぷ。

でもめげないの精神はいただきます。

2ヶ月間、本当にどうもありがとう!


ゆーれか!~大崎優花のブログ~