10年目に想うこと | 夢のかたまり

10年目に想うこと

2009年6月25日、マイケル・ジャクソンが天に旅立ちました。あれから早いもので、今日で10年経ちます。10年て。

正確な死亡時刻は日本時間の2009年6月26日6時26分なので、10年前のマイケルはまだ生きてるのだけど。

 

あの日のことは割と鮮明に覚えています。

朝のテレビで「マイケル・ジャクソンさんが救急搬送されました」っていうニュースを観て、

会社で「本当にマイケル死んじゃったんですかね」なんて話して、

Amazonで「KING OF POP」を買って(記事書いてたわ )、

家に帰ったらさっそくフジテレビがマイケルの緊急特番やってて。

 

笠井アナが「マイケルの歌の中に「デメロール(鎮痛剤)」っていう言葉が出てくるんですよ!」って興奮気味に話してたっけ。

(マイケルの公式な死因は急性プロポフォール中毒)

「Thriller」のフル尺のショートフィルムを観たのも、この特番が初めてだった気がする。

 

普通ならここで終わるわけですよ。偉大なキング・オブ・ポップがこの世を去った。

わたしは毎日ウォークマンで「KIG OF POP」を聴きながら通勤し、いつしかそれも聴かなくなるだろう、と。

 

9月に『THIS IS IT』が公開されてから、状況が一変しました。

 

Michael Jackson
 

当時のレビューによると、2週間限定公開だったから観ておこうと思ったらしいです、わたし。

その割にがっつりとしたレビュー書いてて(こちら)、読み返してびっくりだわ。

そしてなぜかいつもならすぐ捨てるチケットの半券が捨てられなかった。

今にして思えば、この1回目の鑑賞の時点で何かがおかしくなってたんだと思う。いや、正確には亡くなった日からなのかな。

有名人が亡くなった日のことを覚えてるなんてめったにないことだし、ましてやその日のうちにCD買うなんてなかったし

(ホイットニーが死んだって買わなかったし)。

 

上映期間が2週間伸び、1ヵ月伸び、どんどん鑑賞する回数も増えていきました。

ライヴスタイル上映とか、何回行ったかわかりゃしない。

 

We Love You Forever, Michael
 

そしてダメ押しがシネマ・ツーで行われた真夜中の音響調整リポーター。

 

メモKING OF POP Forever ~THIS IS IT 音響調整現場にて~

 

今読み返すとあまりの熱量に自分で恥ずかしくなるわ。

 

このブログをK氏が見つけてくれて、コメントくれて、一気に「イベントやりましょう!」って盛り上がったんだよね。

 

MJ Birthday Celebration in CINEMA TWO
 

あの夏の情熱は、いったいどこから来たんだろう。今同じことやれって言われても絶対無理だと思う。

まだちっちゃかったkyoくんもぶっつけ本番で踊ってくれたね。変な乱入者2人いたけど。

 

Cake
 

カウントダウンイベントもやったよね。あの後わたしは燃え尽きてインフルエンザに罹ったんだ。

 

いろんなイベントにも行きました。MJ Spritとか、東京タワーのネバーランドコレクションとか。大阪も行ったな。

 

NEVERLAND
 

アルバム「MICHAEL」発売記念のジャパンプレミアも行ったね。

 

メモマイケル・ジャクソン NEW ALBUM 『MICHAEL』ジャパン・プレミア

 

 

『MICHAEL』ジャパン・プレミア
 

みんなで手をつないで、マイケルに想いを届ける。あのキラキラ手袋、作るのに7時間かかったんですよ…。

 

MJ JOKEBOX LONGなんていうのもやったっけ。

 

MJ JUKEBOX LONG
 

自分の聴きたい曲がかからなかった!って、猛批判食らったりもしたなあ。。。

 

ほんのりとみんなをまとめてくれるK氏、データ管理なら右に出る者はいないmioさん、素敵なお花を用意してくれるアリスさん、

いろんな方々の協力で全てのイベントは成り立ちました。感謝。

 

こうして振り返ると、本当にいろんなことがあった10年でした。皮肉だけど、マイケルが亡くなったからこそ出会えた人たち。

本当にかけがえのない宝物です。

そんな出会いの中には疎遠になってしまった人もいるけど、できることならまた絆を取り戻したい。切なる願いです。

 

毎年6月25日が来るたび、こうしていろんなことを振り返ってはたくさんのことを思い出すのでしょう。

10年後、20年後も、みんなはわたしのそばにいてくれるかな。そしてあのバドケルが日の目を見る日はまたやってくるのかな。

 

バドケル
 

今もたくさんの人に、愛と希望を。

R.I.P. Michael Jackson.