彼女たちは舞台人、それが本業。
舞台上が全てで、そこで全身全霊のものを見せることが仕事。
私が愛するコンビもしかり。
彼らの芝居や温度、役を理解し掘り下げる能力に長けている。舞台人としてとても立派なことだ。
にも関わらず。
舞台に付き物とはいえ、ミスであるハプニングを可愛い!素敵!と取り上げたり、コンビの魅力にラブラブだとか多幸感を一直線に掲げて盛り上がる人が増えてしまった。
舞台技術向上を仕事とする人達についてなのに何の話をしてるんだ…と思ってしまう。
コアなファンでない外から見れば、内輪だな、求めるレベルが低いのかな、それしか褒める点がないのかなと思われても仕方がないようなしまいそうな感想が目立つ。
舞台人として重要な要素である芝居があんなにも上手いのに、こう思われてしまうのは勿体ない、悔しいんです。
周りがどう思うかなんてどうでも良いかもしれないけれど、良いに越したことはないと思うんです。
ましてや彼らをを愛するファンの言葉で、評価を下げたくない。
だったら、正直さは大前提だが、良い部分をプレゼンテーションしたい。
ラブラブとか多幸感だけでなく、誰が見ても、それは舞台人として素晴らしいね!と思えるような部分を。
だから私は、彼らの持つ芝居力、歌や踊りへの感情の乗せ方、先生や観客が演者に求めている内容のキャッチ力、行間や空白を読み解き無音の中で物語を語る力、役の人生を体現する力、など、書き切れないほどに多い、彼らが誇る舞台技術に注目したい。
もちろん、ここは宝塚歌劇団。
タカラジェンヌには、外部と違い、舞台だけでなく、夢、話術、人間性、品性が必要不可欠であり、そもそもそれらがあった上で舞台技術が求められる。
だから、宝塚を見る以上、このような技術以外の部分を求めるのもわかる。(もちろん技術以外の部分があった方がより良いし、私自身、それを持ち合わせている彼らだからこそ、そんな彼らが大好きです)
けれど、タカラジェンヌである前に舞台人。舞台技術以外の部分ばかりが目立って取り上げられるのは悔しい。
せっかく、あんなにも多くの素晴らしい技術を彼らは持っているのだから。
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あくまでも私の思いです。
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