植物について、考えてみる。

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植物に関する事、何でも。植物について考えてる人、誰でも。

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日本人男性からお花をプレゼントされた事がある人って、

どれくらいいるのでしょう?


想像してみよう。


1、彼氏が家に遊びに来た。花束を持ってきた。

  A)素直に嬉しい

  B)へ?っと一瞬引くけれど、案外嬉しい

  C)ど、どどどどうしたのか?と思う

  D)何か下心が?と疑う

  E)思わず後ずさり


2、旦那が花束を持って帰ってきた。

  A)素直に嬉しい

  B)嬉しいけど、、、どうした?と思う

  C)へ?何か記念日だったっけ?と、記憶を辿る

  D)浮気でもしてるのかと疑う

  E)想像の範囲を超えて、思わず爆笑



では、贈る側の男性はどうか?


想像してみよう。


1、彼女に花を買ってみよう

  A)きっと喜んでくれる

  B)びっくりされるかも

  C)キザだと思われるだろうか

  D)下心があると思われたりするだろうか

  E)そもそも、考えた事も無い


2、妻に花を買って帰ろう

  A)きっと喜んでくれる

  B)引きながらも、嬉しいはずだ

  C)浮気でもしていると思われるだろうか

  D)そんなの、恥ずかしくて出来ない

  E)考えた事も無かった



一体、どれに当てはまる人が一番多いか?


そもそも、ラブリーな雰囲気の花屋さんには入りにくいという男性も多いと思われる。女性の私でも、「見てるだけなんで、、、」と言って長く入り浸るのには少し抵抗がある。花を買いたいから来たんじゃないの?という空気が伝わってくるので、ただ見たいからそこにいるというのは、何となく不思議な人、若しくは偵察の人なのかと思われている、、、ような気がしてしまう。



さて、花をプレゼントするのが日常の風景と化している欧米の国ではどうか?


若い男性、カップル、おじいちゃんまでふらりと花屋にやって来る。ただ見たいだけ、または値段チェックの人も多いので、そもそも店側の聞き方も直球。「何かお手伝いしましょうか?それとも、見てるだけですか?」と、はっきりと二択質問なので、「見てるだけ」と、ばっさり言いやすい。


バラを1本「プレゼントで」と買っていく若い男性や、「赤いバラを40本。プレゼントでね」と、明らかに40歳を迎える妻への贈り物ですという雰囲気をかもしだしながらやってくる人。ラッピングのリボンをひらひらさせながら、花束を担いで足早に帰っていく。


そもそも文化の違いがあるので、それを日本男児に求めるのは酷だと思われる。『女性には、とりあえず花を贈っとけ』みたいな環境で育ってきた彼らには、花の一つも贈れないでいるなんて、大人の男じゃないわと思われる可能性すら秘めている。例え花の単価が日本に比べて安かろうが、数が増えればそれなりの額になるし、消耗品なので後には残らない。ピークが終われば散っていく。


だからこそ、女性には嬉しいものなのかもしれない。後に残らないものなのに、そこに気持ちとお金をかけ、もちろん心を込めて贈ってくれた物。極度の植物アレルギーでない限り、嬉しくない人はほどんどいないだろう。



抱えきれない程の花束、一度はもらってみたくなった人。


一度くらいは、そんなキザな事をやってみたくなった人。


経験してみる価値は、きっとある。と、思う。



ただし、常識を超えたサイズ感と、香りの強すぎる花には要注意。