以前、ある人から何度も言われた言葉があります。
「迷ったりするなら、現場に行きましょう。
実際に行って、そこで自分が何を感じるのか。
それが大切です」
その意味を、
今回、思いがけない形で体感しました。
今回そこへ行ったのは、以前聞いていた話が、
今どうなっているのかを知りたかったこと。
そして何より、
あの頃からかなり変わった自分が、
今はどう見えるのか。
それを確かめてみたい気持ちがあったからです。
ところが、実際に行ってみて、
私が持ち帰ったものは、
聞こうと思っていたこととは、
少し違うものでした。
それは、
人は、いつまでも同じではない。
という、当たり前のことでした。
自分が変わるように、相手も変わる。
場所も変わる。状況も変わる。
そして、
自分の感じ方さえ変わっていく。
私たちは案外、過去に見たものを、
そのまま「今」だと思っているのかもしれません。
以前すごいと思ったものも、
今の自分で触れてみたら、
「あれ?」と思うことがある。
反対に、
以前は何とも思わなかったものが、
今になって、
ものすごく深く響くこともある。
人から聞いて、「すごいらしい」
と思っていた場所へ実際に行ってみたら、
それほどでもなかったり。
逆に、何気なく足を運んだ場所で、
言葉にならないほど心を動かされたり。
だから、迷ったら、一度そこへ行ってみる。
会えるなら、会ってみる。
そして、
過去の自分でも、誰かの感想でもなく、
今の自分が、そこで何を感じるのか。
それを確かめてみる。
自分は、常に同じではありません。
だからきっと、一度出した答えも、
ずっと同じでなくていい。
以前、何度も聞いていた、
「現場に行きましょう」という言葉。
今日、その言葉を教えてくれた本人に会って、
まったく別の角度から、
その意味を教えてもらった気がしました。
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有形無形、そのあわいへ。
静寂のなか、本来の自分へ還る。
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