1.はじめに

 はじめまして。このブログでは旅行で出会った鉄道路線や観光地での体験、経験について共有し、そこでしか味わえない感覚などお伝えできればと思います。ぜひ旅の計画の一助にしてください。

 さて、今回取り扱うのは、昨日2024年3月2日に運行された風っこ仙山線ストーブ号です。山形から仙台駅の間で運行されました。ノスタルジックな車内から味わう風光明媚な旅でした。旅の雰囲気、少しでも感じてもらえたらなと思います。


 2.旅程

 山形9:54発→仙台11:52着


仙山線での運行、通常の列車が約1時間10分から20分くらいなのに比べ、今回の旅がおよそ2時間弱とゆっくりとした運行になっております。


 3.風っこの旅


3-1.列車の紹介

 風っこという車両の紹介です。緑色のこの車両、実は窓の取り外しが可能なトロッコ車両です。でも、今は窓を外すと寒いので窓をはめての運行でした。具体的な車内の雰囲気はまた後ほど。


 この風っこという車両をED75という機関車が引っ張る形で運行されました。今現時点で、そもそも機関車に引っ張ってもらう旅客列車が少なく中々貴重です。


3-2.ノスタルジーと冬景色の旅

 旅がスタートです。山形を出発して最初に見えてくるのが霞城公園。現在のお城は最上義光公築城のものとのこと。山形駅を北に出発すると進行方向左手に見えてきます。良かったら窓を覗いてみてください。


 10分くらい進むと、列車は山へ差し掛かります。
冬の山形の風景です。


 山形駅から約20分。山寺に到着です。インスタでもコメントしましたが、冬の時期、山寺って木々に雪が降り積もって、それが岩であったり、古風な建物とかとマッチして綺麗なんですよね~冬の山寺、要注目です。
 山寺から5分の面白山高原付近で滝を見かけました。冬の時期でも十分綺麗でした!
 さて、ここで風っこの車内を見てみましょう。車内はこんな感じ。面白山高原からすぐのトンネルで撮ってみた一枚です。どこかノスタルジーを感じさせてくれるような、素朴な車内設備が良かったです。

ランプが、何ていうか飾りっ気がない感じで本当にいい味出してます。

車内にはダルマストーブも。暖かすぎない暖かさが情趣を引き立てます。

 時折見える何気ない渓谷の風景。これも仙山線の1つの魅力です。1つ欲を言うと、JRさんもっと研究して、面白山高原しかり、こういう1つ1つの綺麗な風景とかで減速して解説入れてくれたりすると、この列車が鉄道ファン以外の観光客の方とかに人気出そうな気がするんですよね。


 しばらくして列車は作並に到着です。20分くらいの停車時間を利用し撮影です。


近くの鎌倉山といっしょに1枚。作並名物の風景です。

 ちなみに作並駅でお団子の振る舞いがありました。近くに評判のいいお団子屋さんあるので、そこからの仕入でしょうか。鉄道ファンの思いつきの妄想ですが、団子の立ち売りなんかやったら面白そう...できたてが美味しいって話あるので、買って食べしながら風景を楽しむってのが妙にマッチしそうな気がしました。


 作並駅でお見送りも。人を撮るのは悪いかなって思ったので撮影は遠慮しましたが、こういうのもイベント列車の醍醐味ですね。


 作並駅を出て6~7分くらいでしょうか。仙山線随一の名スポット、熊ヶ根橋梁からの風景が見えてきます。川が色鮮やかで、そこに岩の風景がマッチして赤い橋がカモフラージュされて...美しい風景でした。仙山線乗ったときは注目してみてください。


 愛子を過ぎたあたりから、仙台の街並みの風景に変わってきます。

 程なくして終点仙台に到着です。最後に記念写真撮っておきましょう。ありがとうございました。


 3.おわりに

 風っこ仙山線ストーブ号の旅いかがでしたか。個人的な感想としては、仙山線の雪と渓谷の風光明媚な景色に、風っこ予約号の飾りすぎない素朴な感じがマッチして満足感のある旅でした。近年、風っこ号は仙山線で運行される機会が増えたので、機会があったら乗ってみてください。ご覧いただきましてありがとうございました!