物心ついた時から普通って何?常識って何?という疑問を持ち続け、
音楽、ファッション、生活など、何かにつけて反抗を表現する物を好む傾向にあります(笑)
デザイナーを目指し、ファッション専門学校に通うも、
ショーや課題で作った洋服など、結局全て処分する事に不甲斐無さを感じた経験から
学生達の作品の行き場を考えた事もいまの活動のきっかけでした。
小学生の頃から、体がある魚や蛇を大量に描いたり、
みんなが気持ち悪いと言いながら興味津々な姿を見るのが好きでした。
昔から現在まで『なんでこんな絵ばかり描くの?』と理由や意味を聞かれる事が多く・・・。
今だに『なんで?意味?』と困ります。
今描く絵は気持ち悪さはなくなりましたが、何かを描こうと思って描くのではなく、
描いていたらこうなった。創っていたらこうなった。という感じです。
自分でもどんなものができるかわからないし、できたらこれだった。というものが多いです。
調子がノってどんどん描ける時は、無の時。
現実に振り回される事なく、枠にハマってないので、どんどん描けますが、
頭で全体のバランスを取ろうとしたり、人の評価を意識し始めた瞬間に手が止まります。
自分の絵が無意識に何かに似てきたり、誰かにこれって◯◯?と言われた場合も同じです(笑)
一度描けなくなったものは、もう描けないと言うこともよくあります(笑)
自分の作品を「何かわからないけど面白い」「意味はわからないけど好き」
みたいなシンプルな表現をしてもらう事が最高の褒め言葉です。
(意味なんてないから、意味がわからないという反応が純粋に好き笑)
後は、綺麗な作品より、反骨精神、怖い、気持ち悪い、ビックリ、が好き。
そこに面白い!ニヤっとできるものは最強だと思っています。
心揺さぶられるものに興味があります。
作品はもちろん、アーティストの思いやストーリー、人となりがわかると作品が2割り増しします(笑)
言葉の表現がめんどくさいのは、心理学の講師を9年やってきたからだと思います(笑)
心理学とアートは通ずるものがたくさんあります。
自分の本質に向き合う為にも、アートをお勧めします。
と、偉そうな事を言う私もアートなんてわかってません。ただ好きってだけです。
アートを通して、カチカチになった感覚や感情をほぐし、
子供の頃の制限のない感覚・感情を思い出すキッカケになれば良いなと思います。