【ミッシング・チャイルド・ビデオテープ】観てきました。
元々フェイクドキュメンタリーQ→イシナガキクエと通っており、Xで「これは良い」という投稿が流れてきたので、こちらは絶対に観に行くぞと決めていました![]()
あらすじ
「そのビデオテープには映ってはいけないものが映っている…」
敬太(杉田雷麟)は幼い頃、弟・日向が自分と出かけた山で失踪するという過去を持ち、今は失踪した人間を探すボランティア活動を続けていた。そして、ある日突然母親から古いビデオテープが送られてくる。それは、日向がいなくなる瞬間を映したビデオテープだった。
得体の知れない怖さ
いや〜、怖かった。でも大好き。
人が消える森。たどり着けない廃墟。
こうなる原因はあるはずなのに分からない、得体の知れない怖さがありました![]()
意味もなく人が消えてたまるか!悪さをする“何か”
を見つけてくれ!と願いますが、最後まで何も明かされません。
なので、上映後、周りでは「意味が分からなかった」「どうしてそうなるのか」という声もちらほら聞こえていました![]()
点と点が繋がってスッキリ!が好きな方にはモヤモヤする終わり方かもしれないですね。
個人的には、ホラーだから全てに説明がつく訳では無い、ホラーだから理不尽な時もあるよねと受け入れています。
怖かったシーン
最後までずっと怖かったのですが、特に怖いなと思うシーンが2つありました。
1つは電話。
そしてもう1つは山に関するお話。
静かな恐ろしさが確かにありました。
①電話
派手なことは何も起きません。
なぜか故人から「息子をよろしくお願いします」と電話がかかってくるだけ。
なぜか「山へ近づけるな」が「山へ連れて行け」に変わるだけ。
たったこれだけの事象が凄く恐ろしいものに感じました。
②山
これはXでも1番怖かったと書かれた投稿をよく見た気がします。
宿を経営している方の息子さん(だったかな…?)が祖母から聞いた「この山には不要な物を捨てていた。それが神でも」という話。
そして「おばあちゃんは生理を疎ましく思い、こんなものは要らないと山に用品を捨てた。その後生理は来ていないと言う。じゃあ母は誰の子?僕は誰の孫?」という〆。
語りで進められるこのシーンは、息をするのも忘れるほど惹き込まれてしまいました。
“不要だと投棄された物が消える”
これが山の力なんだとは思いますが、じゃあこれがどうして起こるのか?消えたものはどうなるのか?
…何も分かりません。
当たり前のように受け入れているこの人たちも十分怖いですね。
最後に
じっとりとした怖さが最後までまとわりつく、そんな映画でした。
弟を見つけられて彼の気持ちに区切りはついたのでしょうか?
新たな喪失をどう感じているのでしょうか?
不要だと思われてしまった彼が、どうか帰ってこられますように。
おしまい。

