部屋が散らかる理由は、性格のせいでも意志の弱さでもありません。


きゃるるも以前は、片づけられない自分を責め続けていました。


でも静かに内側を見つめたとき、まったく別の答えが見えてきました。

片づけの本や動画をいくら見ても、実践しては元に戻る。

 

その繰り返しでした。自分には向いていないのかもしれない、そう思ったこともあります。

 

でもある日、ふと気づいたのです。散らかっているのは部屋だけではなく、心も同じようにざわついていることに。



なぜ散らかるのかを外ではなく内に問いかける



女教皇は、外に答えを求めず内省を促すカードです。


ミニマリズムと重ねると、散らかりは単なるモノの問題ではなく、心の状態を映す鏡だと気づかされます。

きゃるるが最初にやめたのは、正しい片づけ方法を探し続けることでした。

 

収納術や動線改善よりも先に、自分の感情に目を向けてみることにしたのです。

 

なぜ今このモノを手放せないのか、なぜ増やしてしまうのか。

 

その理由を責めずに、ただ静かに考える時間を持つようになりました。

多くの場合、散らかりの裏には焦りや不安、満たされない気持ちがあります。

 

忙しさの中で自分の感情を後回しにし続けると、心は無意識にモノで隙間を埋めようとします。

 

買い物で一瞬安心したり、持っていることで不安を和らげたり。

 

女教皇は、その無意識の動きにそっと気づいてほしいと伝えているようでした。

散らかりは失敗ではなく、心からのサインだったのです。



私はどう生きたいのかを言葉にしてみる

 

女教皇が大切にするのは静けさです。

 

音を減らし、情報を減らし、判断を止める時間を持つことで、本当の望みが浮かび上がります。

きゃるるは、片づけの前にノートを開き、どう生きたいのかを短い文章で書き出しました。

 

理想の暮らし、好きな空気感、疲れた日の過ごし方。

 

誰かの正解ではなく、自分がほっとする情景を思い浮かべながら言葉にしていきました。

すると不思議なことに、必要なモノと不要なモノの境界が自然と見えてきました。

 

その暮らしに、このモノは本当に必要だろうか。問いかけるだけで、執着は少しずつ緩んでいきました。

ミニマリズムは削ぎ落とす行為ではなく、選び取る行為です。

 

女教皇の視点を取り入れると、モノの量よりも心の納得感が基準になります。

 

静かに選んだモノだけが残ると、部屋は驚くほど穏やかになりました。



まとめ|静けさの中で見えた本当の整理



散らかりは、心の声を無視してきたサインかもしれません。

 

女教皇の示す内省と静けさは、ミニマリズムを表面的な片づけから人生の整え方へと引き上げてくれます。

 

なぜ散らかるのかを責めるのではなく、今の自分が何を感じているのかに耳を澄ませることが大切です。

 

静かな時間の中でどう生きたいのかを言葉にすると、必要なモノは自然と絞られていきます。

 

きゃるるがたどり着いたのは、少なさではなく納得のある暮らしでした。

 

モノを減らす前に心を整える。その順番こそが、リバウンドしないミニマリズムへの近道です。