あるところに
おじいさんとおばあさんがおりました。
住んでるところは
ちょっとした町ではあるけれど
この家は堤防の根っこにあります。
この家だけは陸の孤島です。
雪が降ると
堤防の道は除雪車が走り回って車を走りやすくするのです。
おかげで
この家は除雪車がかいた雪で
堤防の道路から降りてくる道は塞がれてしまいます。
堤防から庭まで車は降りてこれなくなります。
風も強くいくら雪をかいてもすぐにたまります。
堤防から降りられるように雪かきをしないといけません。
宅急便の車や、ガス配達屋さん、郵便屋さん
困ると思って頑張ってるおばあさんに。。
降り積もる雪を眺めながら
おじいさんが言いました。
これじゃあ外にもでれねーなー。。
寒いがらなあー。
雪かきなんぼしたってきりがねー。。
やめだほうがいいぞー。
おばあさんが言いました。
雪かきしなかったら家が雪で埋もれてしまうんじゃないのー。
のんきなこと言ってさ!
おじいさんが言いました。
あんだは元気がいいなー。
おばあさんが言います。
怠ければきりがない。
わたしだって身体あっちこっち痛んでる、
ったく!!!
あれ???
こんなことわかって戻ってきたのにねー。
でもさ。
独り言でも言わないと身が持ちませんわ。