https://youtu.be/RJ6VFCUC6Vs

 

 

96年、ドラムンベースが旺盛を究めて行く時代に

彼の1stアルバムはリリースされた。

初めてその音を体験した時

全身に稲妻が走るようような衝撃と

暗闇が炸裂して、目の前に鈍く横たわる未来に

光がかざされ救われるような気持ちになった。

狂気じみたスピード感

鮮烈なまでの美しさ

複雑に絡みあう律動

初期のドラムマシンで高速に構築されたリズム

神経を侵食されるほど美麗な鍵盤

縦横無尽にうねるフレットレスベース

僕にはまるで世紀の発明のように感じたし

エレクトリックに創られた音楽史のなかでも

重要な作品だと思う。

四半世紀を過ぎようとする現在においても

僕は彼のレコードをBagに忍ばせている。